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ウガンダに滞在して2ヶ月が経とうとしています。今のところ先月に到着するはずの新商品(バイクタクシー向け)がまだ来ていないので別の新商品(リッチマン向け)を見込み客に怒涛の如くテレアポしてます。


売り込みで感じたことがあるのでいくつか紹介します。まずホンダはこのアフリカという市場にどれだけ本気なのか気になります。競合他社は大量の注文などには値引きをしていますが、こちらは値下げは不可能です。低所得者層をターゲットにした商品を売り込むのにインドや中国の会社は導入当初、利益がまったくでない価格で参入し消費者の間で知名度が上がってから、値上げをはじめたように見受けられます。しかし今回新導入する商品は外見や中身も基本的には他社と同じで価格は割高になる予想です。確かに日本など先進国ではブランド力の差で価格が多少高くてもいいものを買おう!って気になるのかもしれませんが、ここはアフリカで完全な価格市場です。

さらにTVSというインドの会社は低所得者市場でほかのインドの会社に負けたためニッチ市場に手を伸ばしています。例えばシート後方を取り外し可能にし、荷物を最大限につめるような商品を導入しました。これらはアフリカの田舎で多くの荷物を運ぶ消費者向けの商品です。また顧客を訪ねるとよく女性向けの商品の需要に気付かされます。ホンダは他社とは違いスクーターも取り扱っているのですが、正直100ccを超えるものは初心者の女性にはどうかと思います。TVSはそんな女性向けに扱いやすいバイクを導入しました。スーパーカブのカッチョ良い版です。さらに女性のニーズをうちのビッグボスに伝えてもバイクを使いたいなら練習すればいい!の一点張りなのはいただけないですが、俺の将来には関係ないのでお任せしますw


ホンダの社員だって馬鹿じゃないんだからとっくにこのような消費者のニーズに気づいているハズです。しかしアイディアを実際に商品化するのはホンダのようなデカイ企業には簡単なことではないのでしょう。新興企業のような身軽さを失った日本企業が世界で取り残されないことを祈ります。ってかなんとか出来るようにしたいです。


最近ビッグボスとの会話で、ホンダはある地域での成功をほかの地域でも同じようにやろうとするから成功しない!って言ってました。アジアの成功をそのままアフリカに持ち込んでもダメだ!ってことです(一応ウチのボスは丸紅や日産で働いた経験があるので日本人のことをよく知っているキレモノです)実際ウガンダだけを見ても消費者のニーズは異なります。基本的には安い=正義なのですが、北に行くと50%近くがホンダのバイクだそうです。理由としては道路が舗装されていないために、ホンダのさらにメイドインジャパンのXLというバイクじゃないとすぐブッ壊れるからだそうです。ただ残念なことに日本のホンダはこのXLの生産を中止する予定だそうです。


ウガンダというアフリカにある聞いたこともない米粒みたいな小さな国の中ですらそれぞれ需要が異なるため、アフリカ全体ということ考えると様々な考慮が必要になります。が東南アジアでの成功例を横に移動させたような戦略ではやはり難しいです。ホンダも世界各国に支店があり直販店があるのでしっかりマーケティングしてはいると思うんですけど。やはり上っ面な部分があるんではないんでしょうか?

実際現場の人間が上に意見を言えてそれを聞く姿勢があるのか。実際日本人が各国に行って時間を費やして実際にマーケティングをしたらもっと変わる気がするのに。なぜか日本の将来が心配になった一週間でした。