奇才 ー江戸絵画の冒険者たちー | 己書まんぷく道場ブログ

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己書道場とは、書画を学び、書画を楽しむ道場です。

6月7日・日曜日

観てきました。


圧倒される展示作品の数々に
感動しましたびっくり

そして、そうだったの?という
知らなかったことの数々


幽霊画で有名ですが
写実的絵画を完成させた巨匠とか


俳人と有名な


知らなかったことを
知ったということは
知識が向上した訳ですよね上差し


展示作品から
印象に残ったものを


富嶽三十六景などで知られる
葛飾北斎の
圧倒されました!!

この作品は
弘法大師が西新井を訪れた際に
疫病を鎮めたという 
言い伝えに着想を得て
疫病を鬼に見立てて
描いたそうです

新型コロナウイルスが
流行している現在にも
通じる作品ですね



全て法華経の経文になっているんですびっくり 



中村芳中の作品は
初めて見ましたが 
そのゆるカワさが
お気に入りになりましたチュー

解説では
当時
他の絵師のが失敗作を描くと
「芳中並」と言われて
あまり評価されていなかったとか

しかし、現在では
芳中の作品は大いに
見直されいるそうです

絵も己書と同じで
上手い下手ではなく
心に響くか、
響かないか、なんですね



展示されていた絵師は
リアルな作品や
デフォルメした作品などなど
引き出しの多さに
驚かされます


常々
杉浦総師範の
引き出しの多さに
びっくりしているので


とても勉強になりました


東京展は
6月21日まで
その後
山口、大阪と
奇才展が開催されます


都合がつけば
是非いらしてみてください


いらっしゃれない方は
コチラから