おのなびフォトゼミのブログ -4ページ目

●(特別編)萌さんよりオーロラのフォト俳句がとどきました

おのなびフォトゼミ生の萌さんより、カナダへオーロラを撮影に行ったとのことで作品が届きました。

せっかくの美しいオーロラなので皆さんにもぜひご覧いただきたいと思います。
それではお楽しみください。


【萌さんのコメント】
カナダの気候は昼は晩秋、夜は日本の冬と言う気候の中で
一日一日、早いスピードで冬に向かっていました。
10月には雪が降ると聞きました。
 
オーロラを8日間撮影して来ました。
何しろ体力、気力勝負で大変でした。
毎日お天気を見ながら空と睨めっこ!
夜中のお天気頼みでドキドキ・・・笑・・・
 
飛行機を3回の乗り換えで現地・イエローナイフに近くなればなるほど飛行機は小さくなって行きました。
到着当日は夕刻ホテルへ。
そして早速撮影の準備して夜9時には集合して撮影現地に・・・。
  
10時頃からぼつぼつとオーロラが出始め、刻々と姿を見せ始めます。
ここからがオーロラ撮影の始まり・・・
何回撮影出来るのだろうか・・・と頭を過ぎりました。
通常の撮影は午後の10時頃から翌朝の5時までです。
時には休むことなく朝を迎えることも有りました。
 
一期一会です!!
無我の境地で天空と睨めっこでした。

今回でオーロラは3回目ですが今までで一番素晴らしいオーロラでした!!
それなのに、表現力の乏しい自分の腕が恨めしい限りでした。
あ~勿体ない~~~と思うばかり。
来年は違う自分になってチャレンジです。
 
未だ全てのデータを見ていないのですが 好きなデータに俳句を付けました。
 
色々な姿のオーロラです。
何と表現したら良いのかと思い悩みました。
何時もの事ですが 相手が大きい存在であれば有るほど 言葉が出なくて
現場で一ひねりと言う事もできません。
日本に帰り暫くして オーロラ熱が下がってからやっとぼつぼつと出始めました。
 
相手が偉大であれば有るほど言葉を失う私です。
相手に引きずり回されているっていう事でしょうか。
句もまだまだ・・・精進を重ねなければと思っています。



星月夜

星月夜




宵闇



居待月




秋彼岸

秋彼岸




神無月





九月尽

九月尽




秋暮るる

秋暮るる

●「第7回おのな美展~おのなびフォトゼミ作品展」の出展作品を選定しました

「おのなびフォトゼミ」では今年の活動の集大成として、
10月9日より作品展「おのな美(び)展~おのなびフォトゼミ作品展」を開催します。

「おのな美展」は今回で7回目を数えます。
いろいろと内容は変遷しましたが、現在はこのゼミの活動で撮影した写真を通し、
尾道の魅力を発信する作品展として開催しています。

「第7回おのな美展~おのなびフォトゼミ作品展」概要 (尾道観光協会HP「おのなび」)


9月8日(日)、その準備として「おのな美展」へ出展する作品選定を行いました。

ゼミ生が撮影した作品が会場を埋め尽くしました。



この膨大な作品の中から講師・NORiさんが作品を選んでいきます。



他のゼミ生の意見も汲み上げながら作品を選んでいきます。
う~ん、こっちもいいな・・・




1年間の努力が結果になって現れていることにご満悦のNORiさん。
「今回はどれも1点で十分作品になる実力がある」とのこと。




選ばれた作品には付箋が打たれていきます。
どれも数百、数千点の中から選び出した思い入れの強い作品ばかり。
ゼミ生も感慨ひとしおのようでした。


もうすぐこの作品たちを皆さんに披露できると思うと、嬉しさがこみ上げてきます。

これから作品展に向けラストスパート。
準備の様子などは追ってお届けします。
お楽しみに。


『第7回おのな美展~おのなびフォトゼミ作品展』
期間:2013年10月9日(水)~17日(木) 10:00~17:00
場所:おのみち街かど文化館(広島県尾道市土堂1-8-5)

●日本一古い農家へ撮影に行きました

8月18日。
今年のおのなびフォトゼミ公式日程としては最後の撮影会を行いました。
今回は尾道の対岸・向島に現存する日本一古い農家「吉原家住宅」へ撮影に赴きました。
参加者は9名。


尾道駅から車で15分。
畑や田んぼが広がる閑静な場所に吉原家住宅はあります。
この家は1635年に建築された庄屋のもので、現在の当主で39代を数えます。
国重要文化財。




今回は保存会のガイドさんの説明を受けながらの撮影となりました。



母屋の屋根は茅葺(かやぶき)になっています。
下の層が白く、上の層が黒ずんでいます。
下の層は化粧葺きのために見た目がきれいなものを使用しているのだとか。


現在は茅を調達するのも苦労しているそうです。




母屋の入り口はメインの入り口とは別にくぐり戸がついています。
普段はこちらから出入りをしていたそうです。
かなり通りにくそう・・・



土間に入ると高い屋根裏が目を引きます。





年季を感じさせる梁が張り巡らされています。
この梁や柱には柳や漆など多様な雑木も使われており、建築学的にもとても珍しいものです。




土間では炊事を行っており、かまどが残っています。




その傍らにある「芋つぼ」は岩をくりぬいて作られており、昔はさつまいもを貯蔵していたものです。
深さ約1m。一年中温度が一定しています。




土間から板の間へ上がります。
それぞれに段差が設けてあり、食事をする際は家長が上の段、女子供等は下の段と決まっていたようで、当時の厳しい身分制度を今に伝えています。







板が微妙に波打っているのが分かるでしょうか。
これは槍鉋(やりがんな)と言われる、今ではあまり使わないかんなを使って仕上げたことによる名残だそうです。



こちらは客人等をもてなした床の間。
その割には質素なイメージです。

これは当時倹約令が出されており、庶民が床の間などの贅沢な造りをすることが禁止されていたためです。




その部屋からは庭が見渡せます。
名庭園として知られる後楽園の縮小版なのだとか。
珍しい虚無僧の形をした石灯籠もあります。





その奥の部屋はお茶がもてなされた部屋。
黒ずんだ竹はカキ渋などを塗ったもので、防虫作用があるそうです。





これは母屋から見た長屋門。
門の両脇にはそれぞれ部屋があります。



建物の至る所に木を接いだ後が残っています。
これは悪くなった部分のみを切り取り、新たに補修したもの。




これは「蟻継ぎ」と言われる技法で、当時の職人の技量を知ることができます。
斜めにずらしてはめることでがっちりと組合わさります。

見学に訪れた外国人も技術の高さに非常に驚いていたとのこと。



約1時間半で撮影終了。
もう一度じっくりと撮影してみたい建物でした。


このような建物が尾道に残っていることを誇らしく思いました。
みなさんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。


吉原家住宅(尾道観光協会HP「おのなび」)

●ヨクサルさんの作品(おのみち住吉花火まつり撮影会)

「おのみち住吉花火まつり」撮影会の作品紹介、今回はヨクサルさんの作品です。
花火に彩られた尾道の夜景にも注目してご覧ください。




















【過去の作品紹介】
1.おかもと
2.mayu*
3.ベッソ
4.みやきち
5.プロプシー
6.chie
7.アカメガネ女子

●アカメガネ女子さんの作品(おのみち住吉花火まつり撮影会)

おのみち住吉花火まつり撮影会、作品紹介も残すところわずかとなりました。
今回ご紹介するのはアカメガネ女子さんの作品です。
この撮影会には泊りがけでご参加いただきました。
みんなで撮影する花火はきっと楽しい思い出になったことでしょう。







次回へ続きます。

【過去の作品紹介】
1.おかもと
2.mayu*
3.ベッソ
4.みやきち
5.プロプシー
6.chie