以前SNSで「音楽の好き嫌いはあっても、良し悪しをオーディオ屋の店員が決めるべきじゃない」という投稿をしたところ、限りなくごく一部の方から「業界にケンカを売っている」という指摘がありました。

 

業界を代表されている方だったらごめんなさい。

 

音楽の良し悪しを決めるのが「業界の役割」なのだったらごめんなさい。

 

オーディオ専門店は、音楽を愛する方の手助けをするのが仕事であり、それによってお金をいただき、存在し続けられるのだと思っています。

 

お客様が好きだという音楽を「そんなの聴く価値がない」「うちの店ではその音楽を再生するシステムは無い」「そんな曲くだらない」と批判する。

 

それが「業界」だとするなら、そんな業界は滅びてしまうんじゃないですかね?

 

いつも間に、ミュージシャンが作り上げた音楽を、名前を出して自分自身の価値観を世の中に打ち出した音楽を「良い、悪い」と評価をするので業界のスタンダードになったんでしょう。

 

知らん。そんなもん知らん。

 

音質の「良し悪し」はべつに言ってもいいんです。音質の良し悪しと音楽の良し悪しは無関係です。

 

そもそも、「良い音楽」と「悪い音楽」なんてあります?

 

まあ、極端な政治的思想とか罵詈雑言とか、音楽に思想を込めたものの場合、その思想自体が倫理的に「悪い」ものである可能性はあるかもしれません。人権を侵害するような思想を流布するために作られた音楽、悪意あるマインドコントロールを目的に作られた音楽は否定されるべきものかもしれません。

 

ですが。。。

 

「アニソンなんて下らない」って。。。アニソン、いいじゃん!!!!楽しいやん!!!!!

 

アニメ本編を知らないとよさが分からなかったり、歌詞の意味が伝わらなかったりはあるかもしれない。

でも、お客様がそれを楽しんでいるのであれば、オーディオ店の店員がそれについて批判するって、ありえなくない?

 

というような趣旨を発信しまくったところ、「業界」から怒られてちゃったという話です。

みなさん、その「業界」をみつけたら、ぜひコメントで教えてください。社長を連れて謝罪に行こうと思います。