吉田元所長の上申書要旨
吉田元所長の上申書要旨 東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長が政府事故調査・検証委員会に提出した「上申書」の要旨は次の通り。 政府事故調が作成した聴取結果報告書7通と聴取内容が記録された録音媒体を国会事故調査委員会に開示することに異議はない。ただし、国会事故調が内部で調査のために用いる限りにおいて承諾するものであり、国会事故調から第三者に向けて公表することは望まない。本件資料が第三者に漏えいすることがないように、国会事故調で厳格な管理をしてもらうとともに、調査終了後、政府事故調に開示資料を返却してもらえるように取り計らってもらうことを希望する。 聴取を受けた際、自分の記憶に基づいて率直に事実関係を話したが、記憶の薄れ、混同等によって、事実を誤認して話している部分もあるのではないかと思う。話の内容の全てが、あたかも事実であったかのように独り歩きしないだろうか、他の資料や話と照らし合わせた上で取り扱ってもらえるかといった危惧も抱いている。 聴取内容が録音された電磁的記録については、ひとたび第三者に漏えいしてしまえば、その影響は極めて大きく、私が抱いている危惧も現実のものとなりかねない。国会事故調で、特に厳格な管理を希望する。(2014/05/23-18:30時事)