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飼い主に見捨てられた元ペットたちの行く末


 '''心ない人々が自分で飼っているペットたちを見捨てる場合、どのような方法をとるでしょうか。
 大きく分ければ・捨てる ・行政機関におしつける、のどちらかでしょう。中には撲殺したり、埋めたり、石をつけて水に沈めたりして殺す人間もいます。いずれにしても見捨てる、すなわち殺す事にちがいはありません。'''
 捨てられた動物たちの行く末を、保健所などにだされた動物たちの行く末を、想像してみて下さい。
 飼い主に見捨てられた犬や猫がその後幸せになれることはほとんどありません。想像以上に少ないものです。特におとなの犬ねこにそんな幸運はやってきません。宝くじに当たるようなものです'



1犬や猫を捨てること=殺すことです
 自分が捨てても誰かが拾って飼ってくれるだろうとか、のら犬のら猫になって自由に生きていってくれるだろうなどというのは、無責任で浅はかで甘い考えです。

 なす術をもたない生まれたばかりの子犬子猫はすぐに弱って死んでしまいます。
 おとなになって捨てられた犬や猫たちは、食べ物を探してうろつき廻りますがそんなに簡単に食事にありつける訳はありません。
 成犬の場合は早いうちに通報などによって保健所の職員に捕獲されてしまうことが多いのです。(犬の飼い主には事実上、繋留義務があり、犬がひとりで歩き廻っていれば、法律によって保健所はそれを捕獲することができます。)
 
捕獲されなかった犬や猫も、ちゃんと食べることもできずに弱っていきます。身体も薄汚れていきます。飢えをしのぐために、特に真夏など腐った食べ物を口にしたりして、その結果病気になったりもします。

 でも、病気になっても、交通事故に遇ったりして怪我をしても、もう誰も救けてくれる人はいないのです

 見捨てられた動物たちは、それでもその日その日を何とか生き延びようと必死に食べ物を探したり安心して寝られる場所をさがします。
 けれども、その多くは遠からず死んでしまうか、捕獲されてしまいますし、もしも生き延びて野良となっても、飼い犬飼い猫のように長くは生きられません。一説では(つまり動物に詳しい人たちによると)のら犬のら猫たちの平均寿命は3年ほどだとも言われています。
 そして、その心は、信頼していた飼い主に捨てられて、ひどいショックをうけ、絶望もしているでしょう。
それでもまだ人間を信じ、人の愛を求めている元ペットたちの心は哀れです

 さらに動物を捕獲して実験施設などに売る悪質業者・個人に捕らえられて、人知れず売られていく犬や猫も少なからずいると思います。実験施設に売られれば、地獄のような苦しみが待っています。

 優しい人に拾われたり動物愛護家に保護されたりするのは、本当にごくごく希なことなのです

   動物を捨てることはその動物を殺すことです


動物にとって飼い主は唯一の頼るべき存在なんだよ