PSMA治療レポート

 

帰国の準備 PSMA治療の副作用で体力的、精神的に非常に疲れてしまいブログ更新が遅くなりました。長期滞在は想像以上に疲れます。

 

まず診察室に呼ばれキャサリン先生とシン先生との問診及びPSMA―PETの結果、血液検査の結果、治療についての説明、質疑応答が行われました。

 

【問診】

問診では今までの日本での治療の事を細かく質問されます。

ここで大きな問題をいきなり指摘されました。

 

先生 

何故ザイティガを現在中止しているのか?

 

私  

PSAが0.4以下だとPSMAが反応しなくなるのでこの治療

までは止めるよう日本の先生にも相談し決めました。

 

先生 

その選択は間違えている。止めるべきではなかった。

必ず併用する事を薦めます。薬で抑え込もうとすると

癌は生き延びようとする。その時にPSMA は強く発現する。

 

うーん 日本での解釈と違う意見を言われ混乱します。

しかし、まあ今更ですので . . .

もしかしたらレンゾ先生との意見の違いかも. . .

 

【PSMA-PET】

ここで写って無かったら今回の行動は全て無駄. . .

しかし結果は、ちゃんと写ってました!

細かく丁寧に画像の説明が始まります。

転移箇所は3箇所でした。DWIBS で映っていた

th3はかなり強く反応がでておりました。つまり

DWIBS との整合性があったという事です!

そして、その他2箇所は胸部にありましたが反応が

非常に弱く(PSMA の発現が弱く)治療は出来ない

との事です。小さ過ぎる癌で、恐らく日本での放射線治療もこのレベルならやらないと思うとの事。

そしてDWIBS で映っていた『仙骨』。

今回は映っていませんでした。かなり注意深く

画像チェック頂きましたが何も写っておりません。

先生曰く

以前9日間行ったザイティガで消えたのではないか?

との見解でした。

正直9日しかやっておらずしかもやめてから1ヶ月も

経過してから、癌が消えるのはどうかと思います。

この件は帰国し再度DWIBS 撮影を行いたいと

考えております。

 

【血液検査】

特に数値的に問題は無し。

驚いたのがPSAが下がっており『0.49』

日本で出国前に測定した時『2.2』だったものが

急に下がってました。

勿論この1ヶ月間 ザイティガも服用せず無治療

だったので、不思議です。

先生曰く

オーストラリアの綺麗な空気が良かったのかな?

と笑いながら言っておられました。

ザイティガが効いたのでは?

ともおっしゃってました。

『仙骨』の癌も消えてるのがその証拠。だそうです。

 

私はザイティガの可能性は少ないと考えてます。

ザイティガ投与前測定は『1.5』 9日投与後は

『2.2』と上昇しており急激に効いたとは思えません。

 

可能性として考えられるのは、

 

オーストラリアでの測定精度の違い。又はミス。

もしくは

仕事を離れストレスが軽減し綺麗な景色の中で

太陽光を長時間浴び免疫力が上がった。

綺麗な砂浜を裸足で歩きアーシング効果も。

 

このいずれかではないかと考えてます。

最先端の治療を受けに来ておりながら、何を又

と思われるかも知れませんが、それくらい

オーストラリアでは天気にも恵まれ素晴らしい

体験を致しました。

 

【治療】

質疑応答も終わりいよいよ治療開始です。

かなり長くなりそうですので、ここからは次回の

ブログにてご報告致します。