先日のNPOさんのインタビューを終え
一旦 平穏な日々が戻ってきた。
医学的エビデンスが無い話も結構してしまったので
大半は 不採用 だろう。
そんな中 少し興味を持って頂いた話が「テストステロン」
のコントロールについて であった。
尿漏れについての話をするつもりだったので あまり準備が
なく 少ししか話せなかったのが残念でしたが、
話が出来なかった内容を 少し書く事にします。
このブログを読んで下さる方は 前立腺癌と戦ってる人も
多いと思うので テストステロン は良くご存知かと。
最近 「モテ ホルモン」として脚光を浴びていますが、
前立腺癌の私にとっては 真逆で 減らさないといけない
物質であることは間違いないでしょう!。
前立腺癌は この「テストステロン」をエネルギーに 活動
するのですから。
いつまでも若々しく エネルギッシュに日々を送る上で必要な
ホルモン「テストステロン」は 睾丸や副腎 で作られます。
成人男性で 1日に7mg前後 つくられます。
ホルモン治療で リュープリンやゴナックス を注射すると
血中濃度 5〜10pg/ml まで 減少します。
1mgは1gの1000分の1
1pg(ピコグラム)は 1gの1兆分の1 です。
全く0には ならないけど 凄く減少します。
ここまで テストステロン を減らせば 流石に 前立腺癌も
勢いが無くなるはず。というのがホルモン療法なのですが、
現実は そう甘くは無いのは 皆さんもご存知のはず。
原因は 未だ解明されてませんが
「去勢抵抗型」に癌細胞が 変異してくのです。
つまり こんな僅な テストステロン でも増殖するように
進化してしまうのです。(腹立つ!)
こうなると もっと強力なテストステロンを抑える薬を
投与するか 抗癌剤 しかありません。
しかしながら こうなってしまうと いずれ効果はなくなり
厄介な事になるでしょう。
だからこそ テストステロン コントロールは必要なんです。
続く。