某NPO法人 T氏にご相談。
T氏は流石に前立腺癌に詳しい方で、病院から頂き持参した検査データをお渡しすると、じっくり見られて私の体の状態(何故 手術後直ぐに再発したのか)に対して個人的な意見を話し始めました。
この辺りは医師よりも非常にわかりやすく丁寧に話してくれる為、とても聞き易く理解も出来ました。
内容は次の通り
再発というより単に癌細胞の取残しの可能性が高い。
リンパ節に元々広がっていたものが残っていたのではないか。
手術後psaが下がったのは、リュープリンがまだ効いておりその影響で0.008まで下がっていたが、効き目がきれ上昇したのではないか。恐らくまだ前立腺があった場所周辺に癌があるのではないか。なので放射線を前立腺があった場所付近全体的に照射して根治を目指すO医大の方針には賛成である。などなど...
マイクロ波のH先生同様に、まずは私の癌告知から今日までの
話をじっくり聞いてくれます。
これが本来のカウンセリングなのでしょう。
忙しい大学病院の先生とは違います。
本来、全ての医師は患者に寄り添いメンタル面も含めた治療が
必要とされているはずです。
癌は精神的なダメージも想像以上に大きいので。
無理ならこのように患者に寄り添える体制を
国は積極的に充実させるべきでしょう。
ちなみに大学病院の癌相談センターは、全然駄目でした。基本的に病院の手下って感じです。無難な話しかしませんし病気の事を聞いても目の前のパソコンでネットを見て答える程度です。
私のように自分から動かなければ、このようなカウンセラーと出逢えないのは非常に残念に思います。セカンドオピニオンの保険適用とか第三者のカウンセリングとか、もっと国も真剣に考えるべきでしょう!
質問①に対する回答として
放射線治療は絶対に行うべきである。完治する可能性は十分にあるのだから。合併症も一時的なものなので心配しなくて良い。
→気休めでも嬉しいです。医師では言えないセリフ!ご自身も経験されているので説得力があります。
質問②に対する回答として
救済治療としての放射線治療は、弱い放射線しか当てられない。
一般的には64グレイ程度。それ以上は他臓器にトラブルがおこるため怖くてやらない。しかしながら、70グレイ以上で治療する病院もあるらしい。IMRTを救済でも使っているのだろう。
→私の通院中のO医大は64グレイかも.. 嫌な予感。
どこで行なっているかは、知らないが放射線治療で有名な病院なら知っているので、そこでセカンドオピニオンをやってみれば良いとの事。
→候補の病院を2つ教えていただく。有難い!
丸山ワクチン→ 噂には聞くが良くわからない。
マイクロ波→やめたほうが良いのでは・・・否定はしないが。
約1時間でしたが充実した時間を過ごす事が出来ました。
T氏の個人的意見を聞けて、モヤモヤが晴れたようです。
基本は癌3大治療を推奨していますが、ご自身でも色々お調べになられ医師と話しているようでした。
まあ ここで民間療法等を薦められても複雑な気持になるだけですが。
この方からのアドバイスもあり、放射線治療を受ける方向で決断しました。(ようやく...)
丸山ワクチン、マイクロ波は少し考えます。
そしてセカンドオピニオン・・
考えることが沢山あります。