漢方で直す‼︎ 【補中益気湯 ホチュウエッキトウ】

 

前立腺癌の全摘手術(私の場合8時間)で体に損傷が少なからずある。その内の一つが「声が出しにくい」という症状。

ホルモン注射の頃から「あれっ?」と思っていたんですが手術後完璧に「おかしい・・」という確信に変わりました。

 

退院し一段落したので早速耳鼻咽喉科へ診察に行った。診断は声帯の筋肉が弱っている声帯萎縮でした。

原因は不明で一般的な治療方法は無いとの事。「えーっっ!」 ずっとこのままかよー。仕事復帰したら一応営業職なんで、なんとかして下さい!って泣きついたら「じゃあ 漢方で試してみる?」って処方してくれたのが・【捕虫益気湯 ホチュウエッキトウ  】だった。                                      

 

気休めでも何かしたいと藁にもすがる思いで早速毎食前に飲む。

この薬ネットでいくら探しても声に効能があることは書いてない。ほんまに効くんやろか?と半信半疑。疑心暗鬼になりながらも探しまくっていると・・・・

 

ついに下記文書を発見しました!。

 

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漢方薬の補中益気湯が有効であったいびき、嗄声および嚥下困難の3症例を報告した。症例1は75歳の男性。1年前より続く榎声と声の出しにくさがある。発声時に紡錘状の声門間隙ができる。軽度の気息性嗄声でG1R0B1A0S0、MPTは15秒であった。いわゆる老人性嗄声と診断した。補中益気湯の投与により、1カ月後には嗄声は改善、MPTは25秒に延長。発声時声門間隙もほとんど目立たなくなった。症例2は48歳の女性。主訴はいびきで、睡眠時無呼吸はない。鼻閉なく、上気道の器質的狭窄部位もないことから、睡眠時の軟口蓋や舌の筋緊張低下によるいびきと考えられた。補中益気湯の1週間の投与により、投与前10のいびきの強さが、1.5に小さくなった。症例3は71歳の女性。睡眠時無呼吸を伴わないいびきがあり、手足がだるく食後に眠くなりやすい。また、3カ月前より飲食物がのどにひっかかることがあり、むせやすい。筋緊張低下によるいびきと診断し、これに対して補中益気湯を投与したところ、いびきは半分以下となっただけでなく、嚥下困難および手足のだるさと食後の眠気も改善した。嚥下困難は加齢によるものと思われた。補中益気湯には筋緊張と運動を高める作用があるといわれており、これらの症例では、軟口蓋、舌、咽頭、喉頭などの筋肉の緊張や運動性が高まり、症状の改善がみられたと考えられる。

 

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いびきにも効くんだって。いいやんかっー!。まさに東洋の神秘!

 

プラシーボ効果なのか今日は声が出る? なんか少し体も調子も良い感じ。

ということで怪我の功名で手に入れた薬。手術で弱った体に良いそうです。

手術で体力弱ってる方、【補中益気湯  ホチュウエッキトウ】是非一度試して見て下さい。私には効いたみたいです。