僕の中で完了した話し

この話もここで完全に幕を閉じる


残すところ2回 会う事が出来たんだ


1回は20才の時と最後が30才前ぐらいの時


20才の時は偶然


最後は意図して


20才の時 僕はもう大阪で暮らしていて

お盆休みに 家に帰った時

大阪では恋愛もしたし

その頃はバイクにも夢中の頃だった


その今回の帰省時 バイクで吹っ飛んで ムチウチになり3日間寝込んで やっと起き上がってスーパーに買い物に行った時 偶然 あったんだ

明らかにK子先輩も気付いてくれて 話しかけようと

寄ってきてくれたのに ムチウチのあまりの痛さ

首が横に回らない しかもまたまたちょーかっこ悪い

頭痛もする為

又逃げる様に 去ってしまった。


もうこれはどうにもならないな


大阪に帰ってから しばらくして 届くかどうかわからないけど 手紙を送った。


スーパーでせっかくあったのに 逃げる様に去った謝罪

今もずっと思っている事 幸せになってほしいという事

高校文化祭で話しかけられなかった事

それと 僕とK子先輩は今後もきっと重なる事は無いだろうという事

この時これが最後と 色んな思い 自分のわがままなんだけど 次に進む為 思いを込めて 手紙を出した。


なのに 又夢でK子先輩の事を見たりすると

あの何時もの穴ぽこに落ちてしまい しばらくは

頭から離れなくなっていたりした。


そこから僕は毎年お盆帰省する際 バイクやったんやけど

何時も朝早く田舎に着くんやけど

わざわざK子先輩のいる家の近くを通った。

もしかして 偶然を装い たまたま会うかもしれないと思ったからだ


しかし年一回 お盆初日 一回だけ家の近くを通る

そんなタイミングで会うはずが無い

もし 本当もしもと思い

毎年 毎年 同じ事を続けて


とうとう会うことが出来たんだ

30前の時


僕は15年の月日がたったとて 一瞬 一目で

K子先輩だと分かった。


すぐ様バイクを止めて 話しかけた

K子先輩はもう僕の事はわからなかった


誰ですか 誰ですかといわれ

僕は小野ですと話しかけた


しかしある意味 高校生の不良姿より

更にひどく変わっていたとおもいます


バイカーの格好もなかなか派手やし

バイクは爆音やったし


相当怖がられたと思う


名前を言って あっ 小野久しぶりやね

しばしの沈黙

私様があるからそれじゃーねと去って行った


あーーーー!

その時僕はその場に立ち尽くし

やっとガッテンがいった


そりゃー怖いさ

本当に 自分だけの勝手な思い込みだー


今までずっと引っかかっていた糸も切れ

穴ぽこも完全に塞がった


僕は いや俺は

これでよかったんだ 気がついたんだ


ずっと思っていたのはコッチで

K子先輩は僕の存在など無い世界で 卒業後暮らしていて

気にかけるはずなんてないのだ


会ってなかったんやから

物すごく気付きがあり 自分の中で

僕はこれから出会う 好きになる女性が

一番になる事を思った

僕のこの影 K子先輩は何も悪くなくて

僕が勝手に作り出した 思い

穴ぽこが完全に 消えてなくなった瞬間だった。


本当その時 自分自身 この自分が作り出した妄想

好きだった事は本当やけど

その後の僕が勝手に作り出した 

一途に思い続けたら見たいな 勝手な妄想は

なくなって

目の前のフィルターがとれたそんな気がした。


その後 姉も家にお盆で来ていたので

K子先輩の先輩だった 姉にその話し

姉も笑っていた


あんたまだ思っちょったがーー

けれども 気がついてよかったねと

笑っていた。


30にも近いえいおっさんが

初恋にやっと終止符を打ち


僕のムーン🌙ライトセレナーデは

演奏を終演した。


そこから僕は 何もつけ足す事はなく

好きになった人は 僕の中で

一番好きな人になる様になった


もし僕は最後 あの時出会う事もなく

怖がられる事にも気がつかなかったらと

思った時 自分が自分でゾッとした。


早い話がきちっと 避けられ フラれた事で

僕は新しい道に乗り出せた悦びに

満ち溢れたのだ。


素晴らしい青春の日々よ

僕は今も 楽しい人生を生きれているよ


今2人のちびっ子に囲まれ

年いってからの子供で 可愛くて仕方がない

何時も嫁にしかられ 弁当片手に

今日も満員電車に揺られ

遅くまで仕事をする

休みはチビに振り回される


何て良い人生なんだろう

人生後半にはなったけど

いい人生を生きれているとつくづく思うのだった


そしてただただ書きたかった

この話をつらづらと書いた




おわり






















クラリネットを通じた 僕のムーンライトセレナーデは一旦幕を閉じた。


しかーし あの人 そうK子先輩への思いは

なかなか断ち切られずにいたんだ


相手にとっては迷惑な話だが

その時の僕は頭に空いてしまった 穴ポコ

これに一度落ちると抜け出せなかったのだ


穴に入ると🕳️一件大変な様に思うが

きっと居心地が良かったのかもしれない


その後僕は 3度 K子先輩と会える機会があったんだ


一回目は 高校一年の時の文化祭

結局 同じ高校には行く事ができなかったのだが

同級生で親友の子がその高校に行ったので

文化祭に行ったんです。


ちょうどその頃バンドも始め メンバーのベースでもあり ブラバン時代のホルン吹きだ


彼の文化祭でのバンド演奏を見に行くのも目的の一つではあったが


もう一度K子先輩に会えると思いいったのだった

文化祭で親友のバンドの演奏も見に行き

演奏終わって 良かったよーとなりながら

K子先輩が高校では吹奏楽部にはいっていない事は聞いていて 今は学芸部で演劇をしてる事を聞いた


多分あの辺で演劇部 おるんじゃないかと情報を収集し

いそいそ目的である その場所に向かった


はやる気持ちを抑え この部屋じゃない

この部屋じゃない


そして見覚えのある姿を見つけた!


間違いなく K子先輩だ しかも一人

驚かしてやろーと 僕は柱の影に隠れて

様子を伺っていた


その時だ!


鏡があり ぼくの姿を写し出していた

K子先輩が知っている僕はクリクリ坊主のオイラ


鏡に映った僕は リーゼント頭の 全く別人になっていた

その時僕は体が固まってしまった。


こんな姿では会えないな


若さのいたり 好きでやっていたんだが

K子先輩は真面目な人だ


こんな姿で話しかけたら きっと迷惑になるかもしれない


そんな考えがよぎって 


話しかける事も出来ず


気づかれない様 そっと 部屋で楽しそうに一人踊り出すK子先輩を僕はじっと見ていた。


そして気づかれない様 そっとその場を去った


あとでめちゃくちゃ後悔はしたんやけれでも


僕にとっての聖域だったんやと思うんだ。


続く


(次 最終回)




















あの瞬間の出来事 人生の晴れ舞台の失敗


この年になって降り変えれば 大した出来事ではなかったかもなのだが


あの時の10代の僕には 耐えきれない出来事だった事は

間違いなく 

カッコ悪い事

人を裏切りる事

見て見ぬふりはしない事


単純で 汚れをしらない 時

本当にこの事は人生の成長の過程に起こった

些細な事なのだ


その事に気がついてない少年は 些細なミスを犯す


それは 起こった出来事を受け止められず

相手の好意を無にする事だ


大好きな先輩が時間を使って 見に来てくれて

失敗した自分にも気を使い 優しい言葉をかけてくれていたのに

顔から火を吹きそうな恥ずかしさと絶望感で

塞ぎ込んでしまった。


その時に自分えを捨て 笑顔で失敗してしもたと笑飛ばし 周りのみんなを幸せにできなかった事


純粋なのではなくて ただ自分の事しか考えていない

周りはそれほど僕の演奏の失敗などは気にはしていない

のだ


そうして 僕の失敗と 心の溝は深まる一方なのだ


続く