淡路国一宮ということから地元では「いっくさん」と呼ばれ崇敬されている「記紀神代巻(きき じんだいかん)」に我が国最古と記された伊奘諾神宮(いざなぎじんぐう)。
伊奘諾神宮が境内を構える淡路は、伊奘諾尊・伊弉冉尊が最初に生んだ国であり、国生みを果した伊奘諾尊が御子神に国の統治を任せた後「幽宮(かくりのみや)」を築いた場所であると伝えられています。
伊奘諾大神が身罷られたのち、その宮居の敷地に御陵を築いて祀(まつ)られたのが伊奘諾神宮の創祀(そうし)の起源とされています。
国生みの神が腰を落ち着けた場所ということで、朝野から尊崇を受けてきている神社です。
県道に面した伊奘諾神宮の大鳥居は、照りや反りのない神明鳥居(しんめいとりい)として全国最大規模を誇ります。
大鳥居をはじめ、神殿群は平成7年(1995)1月の阪神淡路大震災による被害を受けましたが、現在はほぼ復興し、我が国最古の神社、兵庫県唯一の「神宮」として佇んでいます。
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