しかし、お手伝いしているグループの新年会が鶴橋で開かれました。
通常の例会では10人強の参加者しかありませんが、
新年会は「フグ鍋ですよ」との呼び掛けに総勢23人が集まりました。
予約したのは、21名でしたが飛び入り参加で急遽人数が増え、
仕方なく詰め込んだので、結構窮屈でした。
それでも料理を目の前にすると、誰からも文句が出ません。
私は自宅を出る前に
「てっさ呼ぶ声に押されて妻残し」
と川柳を一句ひねってみました。
少し、申し訳ない気持ちになっていました。
しかし、
「フグ皮の湯引き」「てっさ」「白子焼」「フグ鍋」「ヒレ酒」に「注ぎ酒」と
並べられると「申し訳ない」という気持ちなど
何処かに置き忘れて来たかのように飛んで行ってしまいました。
絶品料理は怖い。
「ヒレ酒」の魅力に負けて、
その場では「ビール」も忘れ去られていました。
宴会が始まる前は「嵐の前の静けさ」
いざ、始まるとまさに「暴風雨」でした。
「ヒレ酒お代り」、「注ぎ酒お代り」との矢継ぎ早の注文に
さすがのおかみさんも「今、お燗をしています」と切れ模様でした。
しかし、
私のような年金生活者が「ちょこちょこ」と顔を出せるような費用ではありません。
家人には、お詫びとして、回転寿司でも連れて行きお茶を濁します。
2014.01.23 NO:531


