【四柱推命を超えてゆけ】
※めちゃくちゃマニアックな話です。
四柱推命とは中国を発祥とする、
八卦、九星の概念から生まれた
陰陽論に五行という概念が加わり、
干支術として60干支を年月日時それぞれに当てはめて実用化された学問のことです。
四柱推命とは日本でできた言葉で、
本来は八字(パーツー)と呼ばれます。
淵海子平術、推命学、算命学
といった呼ばれ方が本来の呼び名とされています。
そして日本では生まれた時間がわからない人が多いため、三柱推命が日本の主流になっています。
四柱推命というくらいなので、
生まれた時間がわからないと
その精度は一氣に下がっていってしまいます。
中華ではこの生年月日時がとても大切とされていまして、向こうの方に生年月日時を聴くということは、セクハラと同じくらいプライバシーを侵害する行為とされるようですね💦
(くれぐれも異性には簡単に聞かないでねw)
それくらい中華ではその運命論、
推命学の浸透率、認知度が高く、
重要視されている方が多いということでもあります。
何故ならあの大国をまとめる際に使われるほどの学問ですから、扱い方としては慎重になってきますよね💦
四柱推命は本来ならば民間には出回らない、
帝王学、自然哲学、大宇宙の法則、統計学、神智学というジャンルのもの。
国家転覆を防ぐために資料を全焼させるほどw
そして皇帝と同じ日に生まれた者が民間でいたら、1人残さず皆○しだったそうです。
ここだけ聴くとなんか聞いちゃいけないものを聞いてるみたい・・・となるかもですがご安心下さい☺️
四柱推命が危険なのではなく、
使い方を間違えると危険というだけ。
でもここで疑問点が浮かびます。
"資料が消えたのなら、
今ある四柱推命って何なの⁇"
その答えとしては、
①日本国内においては民間で密かに広まっていた民間四柱推命の資料を書き集めて再編したもの。
②本来の中華民国とされる台湾より伝わる源流の八字を日本国内に輸入したもの。
ちなみに日本の推命学の多くは②のものが多いと聞いています。
もちろん国民性などがあるため、
いろいろと改良もされていっています。
その例として、ご存知の方も多い当時一世を風靡した哀川翔・・・じゃなくて動物占い、個性心理学、素質論などはこの日本式四柱推命を再編する際にどうにかならんもんかと、八字の中には無かったものを無理矢理引っ張り出してきた、八字の枝葉の部分です。
でも当時の広がり方って本当に凄かったわけですよね💦
そっちの方がわかりやすくて当たるということで目立っちゃったw
他にも流行ったものとしては、大殺界、天中殺、空亡、神煞(しんさつ)などがあり、さまざまなな流派間での摩擦があって大変だったそうな😅
ちなみに個性心理学の流れを汲む日本式四柱推命は、簡易化されていて非常にわかりやすい特徴があり、僕も最初はこちらを学びました。
ですので最初に覚えるのにはこちらが最適かと思いますが、簡易的過ぎて細部や運の吉凶を断定できない。
性格診断程度で終わってしまうという難点があります。
僕の師匠曰く、日本式はエンタメ占いと言っていました。
では中華のものはどうなのか?
こちらは印象が変わって、
かなりシリアスな見方をします。
理由としては、国家を創るわけですからなんとなくではダメですし、吉凶が判定できないと話にならないんですよ。
性格診断で国を作られたらたまったもんじゃない。
故に厳格に判断される。
だからかマイナスポイントを省いていく減点方式で見ていきます。
これはこれでエグいです。
最初にここから入ると病みますねw
僕自身としては現在こちらの中華式の四柱推命を採用しています。
ただ何事も陰陽がありますので、状況によって使い分けをしていたりします。
ただ問題なのは・・・
"四柱推命という学問にも落とし穴がある"
ということです💦
ということで続きはまた後ほど