子どもたちの選択肢の一つとして | ヒロキ(Dream Fieldどんぐり)のブログ

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私は、現在、中学校の適応指導教室にも勤務させていただいております。

不登校傾向にある子達、教室には入れない子達が8人程いますが、時には、学級でトラブルがあり教室に行けないという子が一時的に利用することもあります。

勤め始めた頃は生徒は2人程でしたが、適応指導教室の開設を知り、不登校傾向にある子たちが徐々に登校するようになり、利用者数が増えていきました。

最近では校外の適応教室に行くより、学校の適応指導教室の方が良いと言って登校して来る子もいます。親御さんも、適応指導教室ができて良かった。こんなに幸せで良いのかな?などと言ってくださっています。

課題がないかと言えば、まだまだたくさんあるでしょう。それでも、子どもたちと共に気持ちよく過ごせる場所にしようとしてきた結果だと思っています。

先日、こんな話を耳にしました。

年度替わりに教室復帰させるために適応指導教室を年度始めの4月~5月位の間は一時閉鎖させるということでした。

この事を知らない子どもたちは言っています。

ここがあるから登校出来るようになった!だから学校は嫌じゃないよ!私も明るくなったよね!


私に何を言う権限もありませんが、半年間かけてやって来たことをリセットされてしまう可能性に虚しさを覚えました。

様々な考え方があるとは思いますが、安心していられる場所があるということは大事なことだと思います。帰る場所があるからこそ、教室に行って授業に参加したり、部活にも参加できる日があるのです。苦しくなったり辛くなってしまったら適応指導教室に戻れば良いから、ちょっと頑張ってみる。なんてことがあるのです。

何故、選択肢を奪ってしまうのだろう。

4月からは、わくわく広場どんぐりは、放課後児童クラブだけでなく、不登校傾向にある子たちの居場所としてご利用いただけるようになります。送迎付きのサービスで、基本的に平日8時~14時までです。子どもたちの選択肢の1つとしてご利用ください。詳しくは、わくわく広場どんぐりHPをご覧ください。



来週は、私学高校の入試がありますね。受験生、頑張れ!花開け!