理佐side


私はメンバーの志田愛佳と
付き合っている。


けど、愛佳は色んなメンバーの所に
行ったりして、あまり私のところに来ない。



志田「ねぇ、守屋!
見てこれ!!」 


そう言うと、愛佳はあかねんに後ろから
抱きついていた。


意味わかんない。
なんで、彼女の前であんなラブラブできんの。



イライラして、
机を指でずっと叩いてた。




小林「理佐、大丈夫?」

渡邉「あ、由依。大丈夫だよ。」

小林「なんかさ、あんなんだったら、
私が理佐の事、貰っちゃうよ。」

渡邉「ちょっと、由依、どうしたの?」

小林「私は、理佐が好きだから。
本気だよ。これ以上待ちたくないんだ。」



いつも冷静で冷めてる由依の顔が
ほんのり赤くなった。


何故か、私の胸がドキドキしてる。




織田「ゆいぽん!!!!
今日も可愛いね!!!保存用に写真撮らせてよ!!!」


オダナナが由依の元に来たから、
由依はこっちをチラッと見て行ってしまった。




ふと、愛佳が居た方に視線をやると
さっきまであかねんとラブラブしてた
愛佳が居なくなっていた。



渡邉「あれ?愛佳は?

あかねん、愛佳は?」

守屋「愛佳?
あーっ、トイレって言ってたよ!」

渡邉「そっか、ありがとう」



私は携帯を置いて楽屋を出て、
トイレの出入口に寄りかかって
愛佳が来るのを待ってた。




志田「ハックションッ!」



トイレの中から、愛佳のクシャミが聞こえてきて
笑いそうになったけど、頑張ってこらえた。



志田「はぁ〜。   

あ、理佐」

渡邉「愛佳」

志田「どうしたの?こんなとこで。
由依といなくて良かったの?」



愛佳は、少し拗ねたようにそう言った。


渡邉「なんで?」

志田「告白、されたんでしょ?
もし、理佐が…そうなら、別れてもいいよ…」

渡邉「え?」


愛佳は、俯いた。

意味わかんない。
愛佳が飽きただけでしょ。


渡邉「愛佳はどうしたいの。」

志田「?」


愛佳は顔を上げて、驚いたようにしてた。



渡邉「愛佳が私に飽きたんでしょ?
全然、私の所に来ないし。」

志田「ちがっ、それは!」

渡邉「自分が悪者になりたくないからって、
私に振らせようとしてるの?」

志田「違うって…」



そういう愛佳の目には涙が溜まっていた。
少し、やりすぎたかもしれない。



志田「だって…最近、理佐忙しいし、
あんまりくっついたら疲れちゃうと思って
行けなかったの。」

渡邉「え…?」



私のためだったんだ。

なんだか、心が痛くなった。
愛佳は私の為を思ってくれてたのに、
勝手に勘違いしてた。




渡邉「ごめん。愛佳。」

志田「理佐のせいじゃないよ。
私も他の人にくっつき過ぎたのが悪かったよね。
ごめんね。」




愛佳はシュンとしたように背中を丸めた。
私はその姿が可愛くて、
抱き寄せた。




志田「理佐…」

渡邉「愛佳といた方が、疲れ取れるし、
お願いだから、そばに居てよ。」

志田「りさぁ…」



そう言うと、愛佳は
抱きしめる力を強くした。

 


渡邉「痛いよ、愛佳。笑」

志田「えっ!ごめん…」

渡邉「ふふっ。愛佳。好き。」