私が居た橋から、5分くらい歩いたところに
理佐の家があった。



理佐:ここだよ。愛佳。



理佐はドアを開けながらそう言った。



愛佳:お邪魔します。  うわっ




そう言って、中に入ると整理整頓が出来ていて
すごく綺麗な部屋が広がっていた。




愛佳:こんな部屋…初めて。


理佐:ん?これ普通でしょ?
今までどんな部屋に居たの?


愛佳:すごい殺風景な部屋とか、汚い部屋とか。


理佐:ふーん。




あまりにも素っ気ない返事だったから、
理佐の方を向くと、横顔が綺麗で、
見惚れてしまった。




理佐:ん?何?


愛佳:いや、何でもない、


理佐:変なの。あ、お風呂入る?


愛佳:え?あ、うん。



理佐は、クローゼットから着替えと、
タオルを持って、私の方に来た。



理佐:服、脱いだら洗濯機に入れといてね


愛佳:あ、うん。



理佐は私に着替えとタオルを渡して、
色々とお風呂のことについて教えてくれた。




お風呂に入ってる時、色んな思いが頭の中でごちゃごちゃになった。


その中でも、


"何で理佐は私に声掛けたのだろう。"



その思いが特に強かった。



けど、あまり考えたくもない。


私は蛇口を閉めるのと同時に
自分の感情に蓋をした。





お風呂から出ると、理佐は部屋着で
ベットの上にくつろいでた。




理佐:あ、出た?


愛佳:…



理佐の顔を見たら、
何だか抑えられない感情になり、理佐の上に馬乗りになった。





理佐:ちょっと、愛佳?


愛佳:理佐は何を求めてるの?
何で私に声をかけたの?


理佐:…


愛佳:…みんなと同じ、体目当て?



そう思いたくない、理佐はそんな人じゃない。
けど、もしそうだったら?
そうなら、私は理佐を満足させたい。



何も答えてくれないから、
キスしようとして、顔を近づけたら、
理佐が私の顔を両手で挟んだ。
 



理佐:愛佳は、私のこと好きなの?