本日(現地時間8日)、大谷選手のエンゼルスは、ドジャース戦に5-10で完敗し、5連敗で45勝46敗の借金1となって、前半戦を終了した。

 

【エンジェルス公式Twitter】

 

 この試合でも大谷選手は「1番・指名打者」でフル出場し、32号本塁打を含む3安打3打点と大活躍したが、またしても『なおエ』ということになったのである。

 

 一時期、「8」あった貯金も直近10戦9敗と急失速して、借金生活に突入したわけであるが、これで『初のポストシーズン進出』という大谷選手の夢も潰えたのではないだろうか。

 

 大谷選手は、打者として32本塁打、71打点、打率3割2厘と大活躍し、“三冠王”の可能性さえもある。また、投手でも7勝4敗、防御率3・32とエースとしての役割を果たしており、まさに“孤軍奮闘”しているわけである。

 

 一方、チームとしては、呪われているかのようにトラウト選手をはじめ主力の選手たちが次々と怪我で離脱し、大谷選手にかかる負担、重圧がますます大きくなってきている。

 

 これまで以上に頑張りすぎれば、怪我や故障が心配されるし、仮に大活躍しても、負けてばかりでは大谷選手も楽しんで野球をやることができないのではないだろうか。

 

 私の大谷選手への思いは、一ファンというより、子どもを応援する親心にみたいなものである。何よりも大谷選手が元気で、楽しく野球をやっている姿を見たいのである。

 

 そこそこチームが好調だったこともあり、この夏の大谷選手のトレードはないと言われてきた。しかしながらこれだけチームがガタガタであれば残留しても大谷選手にとって明るい未来が待っているとは思えない。

 

 日本チームの一員として、WBCでの優勝を経験し、改めて勝つことの喜び、素晴らしさを感じた大谷選手にとって、いずれはワールドシリーズを制覇したいという夢が大きく膨らんでいると思う。

 

 勝ったから言えることかもしれないが、日本チームには頼もしくて、力強い仲間がたくさんいた。そして何よりチーム全員が勝つことだけを目標に、一人ひとりがそれぞれの役割を着実に全うしていたのである。

 

 日本人は「走者を次の塁へ進める」、「次の打者につなぐ」、「(大量点ではなく)1点を取りにいく」などということを、子どもの頃から叩き込まれており、それを当たり前のようにやれる。

 

 メジャーリーグでも、常に優勝争いをしているチームの選手たちであれば、おのずとそれが身についているような気がする。そうすることで、勝つ可能性が高まることを知っているからだと思うし、それができなければ強豪チームでレギュラー選手として生き残れないはずである。

 

 エンゼルスの試合を観ていると、異常に併殺打が多いし、ノーアウトやワンアウト三塁で点を取れないことが多いような気がしている。

 

 大谷選手と同じような感覚でバットを振っても、結果が出せるはずはないのである。相手は天才なのであるから、真似ることなどできるはずはないのである。

 

 さて、この夏のトレード期限は7月末までということであるが、本当に大谷選手の移籍はないのであろうか。

 

 何よりも「勝ちたい」という大谷選手の願いを叶えるためには、この夏の移籍もあっていいのではないかと、考え始めたのは私だけだろうか。

 いわゆる“大谷世代”と言われる1994年度生まれには、フィギュアスケートの羽生結弦をはじめ、競泳の萩野公介、瀬戸大也、柔道のベイカー茉秋、バドミントンの桃田賢斗、スピードスケートの髙木美帆、サッカーの浅野拓磨、南野拓実、バスケットボールの渡邊雄太など突出した才能を持つ選手が多数おり、『日本スポーツの最強世代』とも呼ばれている。

 

 野球界では“大谷・藤浪世代”と呼ばれていた時もあるように、若きころの藤浪晋太郎は大谷選手と並ぶほどの選手であった。

 

 藤浪選手は、大阪桐蔭高校で春夏連覇を果たした高校野球界の大スターであり、人気・実力ともにずば抜けていた。当時は、知名度から言えば大谷選手より数段上だったし、投手としてだけの評価で比べれば、上だったかもしれない。

 

 藤浪選手は、ドラフト会議で、阪神タイガース、オリックス・バファローズ、東京ヤクルトスワローズ、千葉ロッテマリーンズの4球団から1位指名を受け、抽選の結果、阪神に入団し、3年連続で二けた勝利を挙げたのである。

 

 おそらくこのころまで大谷選手も藤浪選手をライバル視し、大いに気になる選手だったのではないだろうか。

 

 藤浪選手は、制球難で、特に与四(死)球が多いことが課題とされており、入団4年目までに42勝を挙げたにも関われず、その後は伸び悩み10年目の時点で通算57勝しか挙げていない。

 

 素人目から見ても、日本で通用しない選手がメジャーリーグで通用するわけがないと思っていたが、案の定、藤浪選手は、開幕4連敗で中継ぎに配置転換となったわけである。

 

 先日(4/24)、藤浪選手との今季2度目の対戦で、大谷選手は、159キロの速球を弾き返して左前打を放った。前回の対戦でもホームラン性の安打を放っており、大谷選手の完勝と言え、もはやライバル対決とは言えないほど力の差があると思われる。

 

 気なったのが「単打なら仕方がない。もちろん、世界トップレベルの選手。長打で(一塁走者を)返されなければいいかなと思っていた」という藤浪選手の試合後のコメントである。絶対に抑えてやるという気持ちがあれば、悔しくてしょうがないはずである。最初から気持ちで負けているようであれば、勝負に勝てるはずはない。

 

 大谷選手は「世界一の選手」になると言って海を渡ったわけであるが、藤浪選手はなんのためにアメリカに来て、メジャーリーグで何を成し遂げようとしているのだろうか。

 

 藤浪選手と言えば、プロ野球界初の新型コロナウイルス感染者となり、その原因が食事会にあったとして『コロナ合コン』として批判をされていたことを覚えている。

 

 不祥事と言えば、WBCでの日本優勝の影のMVPと言われるダルビッシュ有選手も入団当時、パチンコ屋でタバコをくわえている姿を写真に撮られ、無期限謹慎処分を受けている。

 

 そんなダルビッシュ選手もすっかり“大人の選手”になり、誰からも慕われ、尊敬される選手になっているのだから、藤浪選手も心がけ次第で投手として“覚醒”することができるだろう。

 

 これだけ投手として素晴らしいポテンシャルのある選手は滅多にいないわけで、このままくすぶり続けるのはもったいなくて仕方がない。

 

 いずれは、メジャーリーグを代表する投手となり、大谷選手と対等に投げ合える選手になってもらいたいものである。

 

 さて、私の大谷選手への思いは、一ファンというより、子どもを応援する親心にみたいなものである。

 

 WBCで頑張りすぎた影響をとても心配したが、大谷選手自身は絶好調とは言えないまでも、順調に来ているのではないだろうか。成績はともかく怪我だけはしないように願いたい。

 

【大谷翔平Twitter】

 

 大谷選手が大活躍を見せても、所属チームのエンゼルスが負けることが多く、「なおエンゼルスは試合に敗れた」を略した『なおエ』という言葉が流行っている。

 

 今シーズンこそは、たびたび『なおエ』を聞くことも、見ることもないことを期待したいものである。

 

 つれから「サガン鳥栖が “ゴキブリ” にとかニュースで言っていたけど、“ゴキブリ” と何かあったの?」と聞かれた。

 

 私は「 “ゴキブリ” だって⁉ いや知らんけど」と答えて、急いでネットで調べてみた。

 

 

 サガン鳥栖を運営するサガンドリームスが、昨年度の決算を公表し、昨シーズンは入場料収入や、ユニフォームなどのスポンサー企業が大幅に増えたことから “5期ぶり” に黒字に転じたということだった。

 

 なんだ、“5期ぶり” か、確かに “ゴキブリ” だけど……

 とにもかくにも “黒いG” じゃなくて良かったし、長年経営難で苦しんできたサガン鳥栖としては誠に喜ばしい話である。

 

 また、一時約7億円にのぼっていた債務超過も2億9千万円まで減り、今後2年間での返済の見通しが立ったということである。過去には、チームの存続さえ危ぶまれた時期もあることからみれば、良く立て直したものだろ感心する。

 

 とは言え、経営的には弱小であることに変わりはない。いかにしてホームでの入場者を増やし、チケット収入を増やしていくかは重要な課題である。

 

 そのためには、勝つしかない。勝てないまでも応援したくなるようないい試合をするしかない。

 

 サガン鳥栖は、4月15日現在、18チーム中14位と下位に低迷している。まだまだリーグ戦も始まったばかりではあるが、覇気がないというか、特に試合の後半に体力が無く、しっかり走れていないような気がする。

 

 サガン鳥栖は、長年、選手のヘアカラーを禁じてきたが、今季から解禁され。今は茶色や金色の髪の選手もいる。「解禁したからといって、鳥栖の歴史を軽く見る選手はいない」と就任2年目の川井監督が選手を信頼し、決断したということである。

 

 プロである以上、注目されてなんぼの世界である。外見に気を遣うのもプロとして必要なことだと思う。

 

 しかしながら外見以上に中身が大事であることは言うまでもない。少なくともサガン鳥栖の選手たちから、ひたむきさ、泥臭さ、謙虚さが失われたなら、決して勝てないだろうし、サポーターからも見放されるだろう。

 

 戦術的には、FWの選手が固定できず、得点が取れていないどころか、シュートさえ打てていないのが気になる。

 

 昨季、チーム1・2の得点を挙げたFWの宮代選手と垣田選手の二人が移籍したのが痛手で、今季、点を取っているのはラッキーボーイ的な存在でしかない。

 

 やはりエースと呼ばれるような点取り屋が必要であり、一刻も早くその出現が待ち望まれる。

 

 言い方は悪いが、”ゴキブリ” 並みの生命力が、サガン鳥栖にはあると思っている。これまでずっとJ1に生き残っているのだから。頑張れ、サガン鳥栖・負けるな、サガン鳥栖⁉