遥かなる地の記憶 -54ページ目

夕暮れ、ニシ浜にて。







照間島は、今まさに、夜の帳を迎えるころでした。









あいにくこの日は、
キレイな夕日には出会えなかったものの、
それでも太陽は、世界を美しく描いて、水平線の彼方へと去っていきました。






遥かなる地の記憶






こは、ニシ浜。

日中、楽園を思わせる強烈な色彩を放っていたあの海も、
淡く、そして儚い色合いに包まれていきます。






遥かなる地の記憶





暗闇に飲みこまれゆく浜辺に広がっていたのは、波の音。


それは、陽の当たる時には気づかなかった、やさしい音色。






遥かなる地の記憶






色彩を失う視覚。
鋭敏さを増す聴覚。
研ぎ澄まされるココロ。


人間の五感というシステムは、

実に賢明にできています。












夕日に別れを告げ、

宿へと向かう道すがら、

見上げる彼の地の空。





遥かなる地の記憶





そこには、燦々と輝く一番星の姿。


何かを重ねて観たくなる、そんな一番星でした☆








遥かなる地の記憶


遥かなる地の記憶





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