夕暮れ、ニシ浜にて。
波照間島は、今まさに、夜の帳を迎えるころでした。
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あいにくこの日は、
キレイな夕日には出会えなかったものの、
それでも太陽は、世界を美しく描いて、水平線の彼方へと去っていきました。
ここは、ニシ浜。
日中、楽園を思わせる強烈な色彩を放っていたあの海も、
淡く、そして儚い色合いに包まれていきます。
暗闇に飲みこまれゆく浜辺に広がっていたのは、波の音。
それは、陽の当たる時には気づかなかった、やさしい音色。
色彩を失う視覚。
鋭敏さを増す聴覚。
研ぎ澄まされるココロ。
人間の五感というシステムは、
実に賢明にできています。
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夕日に別れを告げ、
宿へと向かう道すがら、
見上げる彼の地の空。
そこには、燦々と輝く一番星の姿。
何かを重ねて観たくなる、そんな一番星でした☆





