バイヨン 密林に浮かぶ、クメールの宇宙
そこは、誇り高き、クメールの王が築き上げた、密林の奥の宇宙。
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かつて、インドシナ半島を支配した強大な王国、アンコール。
歴史上のあまたの強国と同様、そこでは、
王 = 神
として崇められていました。
歴代の王は、神々のすむ宇宙を、この世に具現化することに夢中になり、
その力を誇示するかのごとく、立派な寺院や王宮を建立したのです。
中でも、アンコール最強の王が築き上げた寺院のひとつ。
あの、アンコール・ワットと並び称されるのが、バイヨン寺院です。
古代インドの宇宙観を再現したというこの寺の、最大のハイライトは、
境内に立ち並ぶ、幾多もの観世音菩薩像。
二度目の訪問である、今回の旅。
最大の目的は、バイヨンの菩薩像を撮ることでした。
世界三大仏教遺跡の名にふさわしい、悠然たる菩薩の姿、お届けします。
