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イエローゴールドマリッジリング ダイヤ×アメジスト 03 地金

続いて全体に手を入れていきます。
鋳造で作られるというという事は
この状態では所詮「鋳物」な訳です。
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鉄瓶や文鎮、車のエンジン等と同じ鋳物は
特有の金属表面、ご存知の様に小さな凸凹が多数あります。
それを「鋳肌」というのですが
その荒れている「肌」をきめ細かく整えていきます。
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鋳物の中からソリッドな金属を、
イメージしていたかたちを発掘する。
そんな感じでしょうか。
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こちら「照り返し」と俗に呼ばれる石が納まる(座る)部分。
石を留める爪と爪の間に光の反射面を拵えます。
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こういった小さな作りこみは金属になってから
実際光を反射させてみないと解らない所があるのです。
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そして、この様にきめ細かく作り上げて行く事で
いつのまにか貴金属特有の光沢が表れるのです。
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この後更に手を加え、表面全てを艶やかに仕立て上げます。

最後に
リングの内面にこの金属の組成を表す刻印と
当方のアトリエの刻印を打刻し、一通りの作業は終了。
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次に石留めの作業を経て完成となるのですが
その前に平行して進めていたメンズのリングについて
次回はお伝えしようと思います。


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この様に、鋳造された貴金属の表面を整えるだけでリングが出来る。
随分と安易な作り方だなぁと思われている事かと存じます。

しかし、鋳造される前のWAXの段階、そしてその前のデザインの段階で
すべてのプロポーションが決定されている訳です。

今回は要望をよりリアルに確認する為に
WAXモデルに石をセットした状態で先様と共に検討したり。。。

ですから余計にシビアに作り上げる必要があるのです。

逆にこの地金になってからの作業が大掛かりになるという事は
設計のツメが甘いともいえますし、
先様とイメージの共有にブレがあったという事でもあります。

「鋳造肌の薄皮一枚下に理想がある状態。」
毎回WAXを使っての鋳造で作る場合はそれをを目指して進めております。


先様と共に思い描いたラインを忠実に再現する。
それが可能と思って下さる以上、期待を裏切る訳にはいけませんからね♪