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ココペリペンダント01 デザイン

「アメリカンインディアンの『ココペリ』というモチーフをペンダントに。」

今回はこんなご要望をお寄せ頂きました。

私お恥ずかしながら、こちらのモチーフに関して、
なんとなく見覚えがあるという程度。

色々とネットで「言われ」だとか、その「モチーフの意味」だとかを先ずは調べました。


コチラ「ココペリ」とは笛を吹き、風雨を呼び、そして豊穣を約束するといった
そんな意味合いの妖精との事です。

いや、ほんと「ネット」というものは便利ですね。欲しい情報が瞬時に手に入る。

駆け出しの頃はネット黎明期、有用な情報がネットに転がってるというものではなく。。。
私が詰めていたデザイン室は壁一面が資料用の図書で埋まっていました。
それでも情報には穴があり、図書館へ車を走らせるなんて事もあったなと記憶しております。

さて、そんな経緯でモチーフの性格も把握し、先様の要望も汲み取り、
それがペンダントとして成立する様に彼是と工夫し、
いつもの様に紆余曲折を経て決まったデザインがこちら。
ココペリペンダントデザイン
直径はΦ24mmといった所です。

ちなみにこちらはは初期のスケッチ。
ココペリペンダントデザイン
不躾かもしれませんが「デザインの遍歴」を想像してみるのも一興かと。

という訳でイントロはこのくらいして、
いざ!製作に入っていきますね!

WAXと呼ばれる「ロウソク」の様な樹脂素材を用意しまして

デザインをペタりと貼ります。

そして線に沿ってカッターの刃を這わす事でデザインを転写し


糸鋸で切り抜いていきます。

ザックリ切り取るとこんな感じ♪

 
いやぁ、こういった加工自体はほんと手早いもので、
手数や、それに要する時間というものも先読みしやすいものです。

ただ、それらは全て完成された「デザイン画」あっての事。 
これを先様と共に作り上げて行く事が製作以前に大切な事なのです。

何より宝飾における「デザイン画」とは「イメージ図」というよりも
着彩された「設計図面」なのですから。

今後完成に至る全てのアウトラインはこの図に沿って拵えていきます。
手が迷う事無く、そして「齟齬」の無い様に。。。多分ね(/ω\)

ではではこんな感じに製作の方、ドンドン進めていきますね♪

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さて、余談。
京都の厳しい冷え込みが随分と和らぎ、
春の香りが東山の麓から漂ってくるアトリエ周辺です。

梅を始めとする春の花々が今こそ存在を示す時!とばかりに
まだまだモノトーンの景色に色を添えております。

そんな中、4歳の息子を乗せて自転車を鴨川の方まで走らせました。
川面を眺めながらパンでも食べようと、ちょっとしたピクニック気分で。

あの周辺は「トンビ」が多く、遮蔽物の無い所でパンなぞ食べようとしたら
一発で奴等に狙われます。

パンだけ奪われるだけなら未だしも、幼子に何かあると・・・

トンビと言えども翼長1mはある猛禽です。あの嘴や鉤爪、
急降下した際に手や顔に掠ったりしたら・・・

なんて思いながら「良い場所」を探しつつ川辺を走っていると
目の前で初老の紳士がパンを奪われてました(/ω\)クワバラクワバラ。

やっぱり怖いですね~。
紳士が声を上げて驚いてましたから(/ω\)

これは是が非でも、「眺めが良く、遮蔽物のある所を!」
この背反二律、このダブルバインド!!む、難しい!!


目前で起こった事件のインパクトに支配された我々二人は
どこにしよう?どこが良い?と相談しながら更にペダルを踏み進めます。

自転車乗ったまま食べる?
いや奴等はホークアイの持ち主、そして本来ウサギを狩る生き物だし多分無意味。
じゃ戦うとか?
うーん。。。飛行ルートを逆算して手の出し難い所はあると思う。
けど俺は橋の下とかゴミがある所は絶対いやだから!
うーん。。。

なんて話しながら、少し上流の加茂川まで差し掛かり、
周りを見渡していたその時、息子が不意に

「ねぇねぇ、あれカッパじゃない?お皿もあるし。」

と冷静に言い放ちます。
まぁ、最近は妖怪関連にも御執心な様子。
色々語彙も増えたとはいえ、所詮は幼児。

たまには戯言にも付き合うかと、
「あーはいはい、カッパね、カッパ。ノガッパ(アニメのキャラ)かな~?」
なんて言いながら彼の指差す方を見て唖然としました。

居たのですよ。カッパが。
河童

お解り頂けるでしょうか?
この姿、正に「カッパ」

子供の話に乗っかってしまった以上、ここはやはり「乗っかる」のが親の務め。
しかし、突然過ぎて頭が回らないっ!!

「と、冬眠から覚めたのかな?」
「春だし?」
「う、うん春だし」
「どこにいてたの?」
「ど、、、どこだろうね。。。」
「何してるのかな?泳ぐ?」(まさかそれは流石に水が冷た…)

「あ、泳いだ。。。」(一同呆然)


という訳で、皆様が伺い知る事の少ない、古都の春の一コマでした。
季節の移ろいの中、目まぐるしく景色が変わるのも京都の魅力の一つですね!!
いやぁ、びびった。(/ω\)不意打ち過ぎると理解が追いつかないものですね。。。

え?その後パンはどうしたかって?
飛来するトンビ以上に周りを警戒して、無事難なく食べる事ができました。

トンビ襲撃のインパクト以上にカッパがね。
もうトンビの心配とかどうでも良いかと(/ω\)

ふぅ。

ここ京都、観光地だけではなく、何気ない所を散策しても必ず発見があります。
こちらに訪れる際は、是非目を凝らして
貴方の視線で「街そのもの」をご観覧頂ければ幸いです。

また何か面白い風景に出会えたら、綴らせて頂きますね。
ではでは
他にも気になる!!って方が
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