「こんなにエゴに操られていたのか。すぐにでもブッ飛ばさなくては!」と思うかもしれません。
しかしエゴはブッ飛ばして消滅させるようなものではありません。いかにエゴに支配されているかを認識すればエゴは消えます。
「ルビンの壷」という有名な絵をご存知かと思いますが、あの絵に大きなヒントが隠されています。
「ルビンの壷」は黒い背景に焦点を合わせると向かい合った人の顔に、真ん中の白い部分に焦点を合わせると壷が見えるという奴ですが、エゴが黒い背景として、そこだけに焦点を絞る、つまりエゴの様々な作り話に踊らされている状態だと白い部分にある壷は見てきません。
しかしエゴの作り話に気付けば、おのずと白い部分に焦点を合わす事もでき、壷が見えてきます。壷が見えれば、別にブッ飛ばさなくてもエゴは勝手に消えてしまうのです。
つまりエゴと「本当の自分」は表裏一体のようなもので、影の部分であるエゴに実体があると勘違いすると様々なエゴの創作話がスタートするのです。
さて、めでたくエゴが消えて認識が変化したとします。エゴが作ったストーリーは終わってしまいました。もう何も起きていないし何もありません。
何も起きていない、しかし「リッチな」という概念、それに伴う感情は湧いてくると思います。
何で出来るのか?何も無いはずなのに?
それはあなたが最初から持っていたからそういった概念を選択する事が出来たわけです。
前も書いたんですが「花を見て美しいと思うのは花が美しいのではなく、あなた自身が美しいから」なんですね。
ゴルフでもドライバーを「持っている」のが当たり前過ぎるほどわかっているから「ドライバー出して」とキャディーさんに言えるわけで、無かったらドライバーという単語自体言えないですよね。
今まではエゴの強固な作り話と迫真の演技で「貧乏」という概念を選択させられていただけだったのです。
宝くじが当たるかどうかは分かりません。しかし「貧乏」という概念、それに伴うエゴの作り話を終わらせる事はエゴに気付けばすぐに出来ます。