彼は夫とは逆で、たくさんしゃべる方の人。
久し振りに会うと、私はそういうのを忘れちゃっている。
家では私が話さなきゃならなくて、ここでは聞いているだけで良さそうで。
実は、戸惑ったりしてる。
昔はホステスだったから、そんな切り替えは瞬間的に出来ていたはず。
もっと彼と、親しくなりたい。
肌に残る香り、前と変わってない。
大好きな、セクシーな香り。
私たちって、バランスは良いの?
でも本当は、黒髪にスーツの落ち着いた、きれいな彼が、好みだったんだけどね。
顔は変わらずきれいだから、いいことにしておいて。
私の方も変わったしね。
長い金髪を巻いてたのから比べれば、私は歳相応に大人になった。
しばらく夫を大好きだから、上がらないテンションに戸惑う。
だけど、私に似ているのは彼。
彼と、もっと、遊んでいたい。
楽しい場所へ出かけて。
復活してた彼には、私の他に、女の子が、今は居るんだろう。
私が好きになった彼は、もっと、地味で真面目で見た目に似合わず結構普通だったのに。
頭の良いところは大好き。