悪さをするたびに、ともこは「ポチ、いけない!」
お気に入りの靴をかじられたら「ポチ、いけない!」
こどもに飛びつきそうになったら「ポチ、いけない!」
自分の手に噛み付いたら「ポチ、いけない!」
あるとき、ともこは、
ポチの元気がだんだんなくなっていることに気がつきました。
「ポチ」
名前を呼ぶだけで、ポチは何ともいえない複雑な顔をします。
ある晩、ともこはポチと人語で会話する夢を見ました。
せっかくのチャンスだと思い、
ともこはポチに、今一番気になっていることを聞いてみました。
「ポチ、最近元気がないね。どうしたの?」
ポチは言いました。
「ともちゃんが、ボクの名前を呼ぶからだよ」
ともこはさらに聞きました。
「何で名前を呼ぶと元気がなくなるの?」
ポチは言いました。
「何でなのかはよくわからないや。
ともこは思い出しました。
ポチを叱るとき、いつも必ず「ポチ、いけない!」と、
ポチの名前を呼んでいたことを。
だからポチは、ポチって名前を呼ばれただけで、
目が覚めたともこ。
それからは、叱り方を変えました。
さあ、あなたもともこと一緒にポチを叱ってみましょう。
「いけない!」
☆今回の教訓:
愛犬を叱るときは、「ポチ、いけない!」ではなく「いけない!」
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