
次に自由な働き方選択の不自由化について考えてみたいと思います。
はたして本当に派遣労働者は皆、正社員になりたいのか

そもそも皆、正社員になりたいのになれないから派遣労働者なのか

答えはNoだと思います。もちろん一部の人は、そうなのかもしれませんが

自由な働き方を望んで、自ら派遣労働者として働いている人も少なくないはずです

正社員のように、年間250日前後、朝から夕方まで週5日働きたくない
という人もいると思います。たとえば、メインの仕事を自分で行っているけれど、一部のシーズンは閑散期となるので、
その間派遣労働者として働きたい
という人や、子供が小学校にいっている間の数時間だけ働きたい
という人。大好きなサッカー試合
を見るため、海外遠征についていき、海外での試合を見る必要がある
試合は、長ければ数カ月に及ぶ場合もあるので、その間は働かず、それ以外の期間に集中して働きたい
という人。こんな人たちは、派遣労働者が禁止されると、一体どうなるのでしょう

正社員として働くには、労働時間が足りないため、そもそも正社員になれない

あるいはあるシーズンだけ働くといった働き方は認められず、正社員になれない


正社員になると長期休暇を取得しようと思っても数カ月はさすがに取得できないので、一旦退社する

退社してサッカーを満喫したのはいいものの、次の就職先がなかなか見つからず、生活できない。。。

あれ
こうなると、生活費を稼ぐ必要のある人は、自分の状況を変えて、無理やり正社員にならないといけなくなります。そうじゃなければ、失業です。働き方の選択の自由はありません
サッカーの例は極端だとしても、それがもし農業だったらどうでしょう

春、夏、秋は農業を行い、冬の間だけ工場で働きたいという人
はどうなるのでしょうか
うーん。こうなると、この制度が導入されてハッピーになる人はいるのでしょうか
なにかずれている気はしませんか