何年か前にやたら流行った「戦国時代タイムスリップ物」
色々な作品があるなかで、少し違う角度から切り込んだのがこの「信長協奏曲」です。
他のタイムスリップ物と違う点にして、この作品の最大の特徴は「タイムスリップした高校生サブローが戦国武将と瓜二つだった」ということです。
その武将というのが、タイトルにもある通り「織田信長」。
かなりの人気を誇り、誰もが知る有名な武将ですね。
ストーリーは病弱な本家信長に代わり快活なサブローが織田家当主となる、というもの。
完全なフィクションではなく歴史的な信長の伝記に基づいて話が進みます。
ある程度信長や日本史について知っている人なら次の展開にどう向けて進んで行くのか楽しめますし、もちろん歴史を知らない方でも楽しめます。
また、この作品といえば小栗旬さん主演によるドラマ化と映画化が有名ですね。
しかし、実写版と漫画版には結構な差があります。
個人的に一番違うと感じたのは信長の妻・帰蝶(濃姫)のキャラクター。
原作ではかなり大人しくて、夫の後ろを3歩下がって歩くような性格なのですが、実写版では非常に強気です。
ヒロイン役の柴咲コウさんにも焦点を当てるために変えたのでしょうね。
ただ、私は実写版は見ていませんが、メインヒロインのキャラが違うのって違和感しかないです……。
実写を見た人もそうでない人も、信長協奏曲はワクワク楽しめる面白いマンガです。
是非読んでみてください。
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興味のある方は試し読みしてみてはいかがでしょう?