トライバルのブログ
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被害急増を防ぐには…

今やJB64ジムニーは、オシャレ服を楽しむ感覚に似た楽しみツールになりつつある車種となっています。


外装、内装のみを楽しむ方。

外装は何もせず、足廻りを変更して楽しむ方。

只々ノーマルのまま楽しむ方。

もう手を入れる所がないゴリゴリのフルカスタムで楽しむ方。

色々な楽しみ方がありますね😊


ジムニーショップとしては、非常に楽しみな状態です。

パーツサプライヤーとして、トライバルも応援したいです📣


さて。

JB64が発売され、1年後くらいからECM書き換えがビルダーの間で解析等がされ始め、今では色々なメーカーで色々なアプローチがあるECMが発売されています。

↑↑写真はアトリカ製


当社も一時期解析業務をしましたが、JB23の頃に比べてマップ数も100倍に増え。

複雑さが格段に上がっていました。

それだけ、制御する必要性が多くなっている事なんだと思います。


やはり1人の力では及ばないという事で、その頃からジムニー専門店[AtoRiKA]の渡邉社長と情報交換をしながらどこのマップが何のマップなのかなど、互いに探りながら進めていました。

結果的に自分は途中で匙を投げてしまいましたが、渡邉社長は根気強く解析を進め、良いところまで行き。

販売に至りました。

ここからはビルダーの渡邉とドライバーの奈良の関係、そして現在も安全で速いチューニングECMが販売されています。

それは過酷なラリー参戦でも立証されています。


そして…

ずっと公表すべきかどうか悩んでいましたが、ECM書き換えの悪イメージが出る前に、Blogに書く事にしました。

JB64 R06Aエンジン

2番シリンダーがブロー

ライナーも酷い状態

HKSプラグ8番ですら溶ける程。

このトラブルは、今始まった事ではありません。
もう当社たげにではなく、他社入庫も含めそろそろ2桁台に入る事例があるのでECM書き換えの印象を悪く思われる前に注意喚起としてお伝えします。
既にお客様自信がたらい回しにあい困っている状態です。

これは、希薄燃焼によるピストン膨張によるシリンダーとの齧りで、酷い時はピストンがもろに溶けてしまっている事もあります。
8番熱価の耐久温度は900後半までなのですが、余裕で溶けています。
おそらく、瞬間的な温度としては1000℃を超えている事でしょう。
ここには大体の原因がアトリカ渡邉社長と話をしながら突き止められています。
64になってから、ECMの制御概念が少し違っています。
常に目標値のマップが付き纏っていて、それからズレた動きをした場合、その目標に戻す力が強く働きます。
そして、JB23の頃からもあったA/Fフィードバックですが64はその範囲が全部に入ります。
それも強烈に。
故障した方の証言を元に、色々調べましたが確実な部分がありました。
触るべく大切な部分を触らずに燃料の値を打ち込んであり、ECMのフィードバックが急激に入り一気に希薄燃焼で異常温度に達したものと思われています。
何社もECMがありますが、壊れているエンジンにはその一貫性がありました。
まだお粗末で遅いECMの方がまだ良い方です。

アトリカチューニングECMはその部分をしっかり理解し、壊れない品質を作っています。
JB64のピストンクリアランスは0〜0.03と非常に狭いです。そしてピストンは膨張します。
その膨張を抑え、燃焼温度を意識したECMの設定が必要不可欠と考えています。
当社で販売しているECMがアトリカのみである事は、自分がビルダーとしっかり理解し合い自分がテストしてきたからこそ自信を持って販売していると言う事です。
そして、まだ更に高みを求めまだ解析が続けられています。その都度、当社で走行テストを繰り返しています。

故障しているECmを特定する事は言えませんが、不安がある方は一度アトリカへご相談下さい。

全てのショップで売られているECMが壊れると言う訳ではなく一部のECMが怪しいようです。
それも含め、トライバル青森店、埼玉店にもご相談ください。
これはいつか、お客様側が騒ぎ出す前の処置として動きました。
ご理解ください。
最後に、ちゃんと理解しているECMは壊れません。
そう、壊さない様な吊るしデータ作りを心掛けていると言う事です。

オイルの役目 [LSD編]

今回は注意喚起とも言える案件ですが、皆さんには是非知ってもらいたい事です。


当社青森店での作業でジムニーのリアLSD(リミテッドスリップディファレンシャル)のオーバーホールをした時の事です。



基本LSDオーバーホールはディスク交換でかなり回復します。

この条件とはLSDオイルを定期的か※違和感が出たら替えてる方のみの条件です。


このLSDは既に鉱物油の油膜が必要なほどディスクに損傷があった物でした。

(案の定、ディスク面に目視で痕跡がありました。)


ここからプレッシャーリングと反対側のディスクを取り出そうとしたら…

ケースから出てこない…💦

一瞬、意味がわからなく…

ケース全体が熱で歪んだのかと思いました。

しかし、よく見ると👀


ケースがディスクの外爪の攻撃により隆起して変形してしまっていました。

ケースとプレッシャーリングの精度がこの0.数ミリの隆起によって引っ掛かり出て来ず…

やっと取り出すことが出来ました。

結果、ケース交換も追加となってしまいました😣


知ってる方はいると思いますが、知らない方又は勘違いしてる方へ注意です⚠️


本来、LSDとオイルの選択が的確な場合。

チャタリングは起きません。(余程イニシャルトルクか作用角が大きい場合を除き)

チャタリングの症状

旋回中にLSDを入れている車軸に横振れする様な挙動又はゴリゴリやカキーンと言ったデブからの異音

昔の知識や知らない人は上記の症状でテフが効いていると勘違いしている方が多いです。
これはかなり、LSDにダメージを使っている状態です。
運転が繊細な方はこの突如な挙動で速く走れない方もいます。

LSDに長期的なLifeを求めるには、オイルの知識や経験が必要不可欠。
LSD用オイルだからと言って、そのLSDに合っているとは限らないという事です。
勿論、合っていても定期的な交換が大きな修理代を回避してくれます💡

当社で交換を定期的に行っている方はそのオイルの有り難みに気がついていない方もいます。
ずっと何も無いからです。
それだけトライバルではオイルに対しての知識経験が膨大にあります。
そのバックボーンにはトライボジャパンさん(Moty's)がいます。

日本には沢山のオイルメーカーがあります。

どこのオイルメーカーも今の時代、性能はピカイチです。

当社がここに決めているのは、オイルの相性に対しての分析力が素晴らしい事です。

相性が見つかるまで、とことん付き合ってくれます。

レーシング状態での過酷な状況にいち早く対応してくれるメーカーさんです。

今年のラリー活動で最後まで安定した走りが出来るのはMoty'sさんのお陰でもあります✨


ジムニーへオススメなLSDオイルは

こちら↓↓↓

LSDが比較的新しい(多く使ってない方)はこちらに変更して下さい。

競技の方は140番をお勧めします。

かなり他社オイルでチャタリングさせてしまった方、長い間使い込んだLSDなどはこちらで良いと思います。

オーバーホールまでコスパ的に保たせたい方。


かなりの馬力で超高負荷を掛ける方はこちらのオイルをお勧めします。

単価も爆上がりします。

糸を引く程の粘性がある特徴。

ラリーだと毎回交換がお勧めします。

少しLSDの介入が唐突になります(自分の感じた意見)


最寄りのMoty's取扱店で購入して下さい。


これにてLSDオイルの注意喚起を終わります。


ご質問がある方は、InstagramのDMや青森店、埼玉店へご相談ください。


長文ありがとうございました😊


栃フェス

昨日、日帰りで栃フェスへ行って来ました。

勿論、ジムニーミーティングイベントです。✨


今年で3回目の開催👀


今後、青森でのジムニーミーティングイベントの為のお勉強でやって来ました。







こう言った集まるパターンは昔には無かったイベントスタイル。


そして販売されている物も時代の変化を感じました。

色々なジャンルの商品がしっかりジムニーへインスパイアされており、沢山のお客様で賑わっていました。


トライバルも今後、扱う商品に対しての意識が少し変わりました。

既に色々なアイデアが浮かんでいます。

↑↑↑

乞うご期待


そして1番心に響いた商品がこれ

↓↓↓




ジムニーのリーフスプリングから抽出された

アウトドアナイフ。


これは考えもしなかった商品。

漢にはマジドストライクな逸品です。


そして販売…


買いました。

PayPay支払い方法が分からなくて、PAZZO伊藤社長から現金をお借りして買いました😂


お刺身も切れそうなカッケーナイフ。

大満足な奈良ちゃんでした。


その他、沢山の方々とお話が出来、勉強にもなり楽しかったです🔥


来年の青森ジムニーミーティング…青フェス?w

の糧になりました。


ありがとうございました😊

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