お疲れ様です。

 

自分の子供に求めることは何か。

 

学校のテストで100点をとってほしい。

運動会のかけっこで一番になってほしい。

お遊戯会では主役になってほしい。

クラスのムードメーカーになってほしい。

ピアノが弾けるようになってほしい。

泳げるようになってほしい。

頭のいい学校に通ってほしい。

将来は公務員になってほしい。

 

挙げるとキリがないのですよね。

 

「健やかに育ってほしい」

本当はそれだけで良かったです。

 

娘の病気が分かったのが、娘が小学3年生の夏でした。

いつも外で遊ぶのが好きな子なのに、「しんどい」と言って家の中に入ろうとしました。

私は「みんながまだ外で遊んでいるから、遊んできたら?」と言いました。

 

もうその時に病気は進行していたようです。

やたらと喉が渇いてお茶を飲むし、ご飯を食べても痩せていくし。

 

心配した妻が娘を病院に連れて行き、尿検査をすることになりました。

 

私は仕事中で会社にいた時、妻から電話がありました。

 

「一型糖尿病だった」

 

症状を事前に調べていたので、予想した通りでした。

妻は泣いていました。私も涙がとまりませんでした。

 

「もしも子供が病気になったら」

こんなこと考えたことも考えたくもなかったのですが、

現実はすぐに受け入れることが出来ないですね。

 

病気になってからもう4年経ちます。

毎回ご飯を食べる前に注射をして血糖をコントロールしています。

 

家族ができることは限られていますが、

全力で娘をサポートしていきたいと思います。

 

今日も一日お疲れ様でした。