4月下旬に[南キブ州ウビラ行政区]で発生した洪水。[3500世帯]が住む家を失い、[7万人]以上が被災しました。
武装勢力による襲撃が続き、治安が悪化しているうえに、新型コロナウィルスの感染者も増えています。そのような中で、国連の人道援助を調整する機関と協議しながらのオペレーション。ブカブ事務所スタッフたちも、何度も現地に足を運びながら、頑張ってくれました。
現時点で、支援が行き届いていない65歳以上の高齢者を抱える200世帯、約1500名に対して、主食のメイズや豆、石鹸やポリタンクなどの衛生用品の配布が完了しています。
もともと、テラ・ルネッサンスはこの地域で、紛争被害を受けた女性や国内避難民を対象に、国連開発計画(UNDP)とともにチーズなど乳製品の製造技術指導や協同組合の設立を支援してきました。
今回の大洪水で、協同組合のメンバーの多くは、幸いにも、[いのち]を守ることができました。けれども、被災したメンバーは住む場所もなく、学校の敷地や教室で雑魚寝状態で避難生活を送っています。新型コロナウイルスの[驚異]が、この地域にも押し寄せている中での避難生活は、困難を極めます。
治安悪化とコロナの影響で、現場での支援活動もスムーズにはなかなか進みませんが、少しでも多くの方々に支援を届けられるように活動を続けていきたいと思っています。
(報告:小川真吾 編集・追記:鬼丸昌也)
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◆1日[33円]から、アジア・アフリカ6カ国での「いのち」と「暮らし」を守り育む活動を応援できます。[現在:1756名にご支援いただいています。]
[詳細] https://www.terra-r.jp/fclp_01.html
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