先日がちがちな話を書いた流れでもう一本だけがちがちなものを、そうふるさと納税です。
ご存知の方もご存じでない方もふるさと納税は簡単に言うと、
税金を多く払った人が納税場所を変えることで物をもらえる制度
です。まあ簡易計算で行くと地方税はだいたい一律10パーセントちょいですから、課税所得1000万の人は100万円住んでる自治体に税金を払います。そのうち20万は自分のふるさとであろうがなかろうが頑張っている他の自治体に払ってもいいですよ、場合によってはほかの自治体から特産品をあげますよというもの・・・
それでいいのか国!
と思うのは私だけでしょうか?返礼品割合を上限3割にしましょうね、っていいますが、単純に100×0.2×0.3=6パーセント(正式にはこれから自己負担額2000円があるので若干目減りしますが)は現物支給でお返ししますよということになります。どういうつもりなんでしょう?私が疑問に思うのは
1、そんなことなら最初から全員6%減税すればいいのでは?というのがひとつ。
2、自治体の頑張る方向はそれでいいのか?
3、応益負担と応能負担の原理はどうでもいいのか?という3つです。
1に関しては単純にそう思いませんかね?申請しなきゃあげないって…
2は返礼品合戦になってしまっているこの現状(最近は返礼品をあえて配らずにふるさと納税を増やしている自治体も見受けられるようですがごく一部のようです)、果たしてそれでよいのか?確かに地方の特産品をお礼に送るのはその自治体の魅力を伝えるいい機会であり、自治体が買い上げた分は地元業者に流れるでしょうから地域は(特に農家や民芸品屋)潤うのかもしれませんが、他に違うことをするべきではないのでしょうか?配送コスト、調達コスト、他にも最近はクレジットカード決済もあるので、手数料、これらを業者に丸投げすればそのコストが更にかさむのではないでしょうか?実際にふるさと納税をしてもらい、手元にいかほど残るものなのか自治体ごとに発表してみてはと思います。
3、地方の税金は応能負担と応益負担の2本柱だと私は習っています。
応能負担で税金を払っているのに、多く払っている人には申請をすれば6%現物でお返ししますよ!ってそれでいいんでしょうか?
応益負担で地元の自治体に税金は払う必要はないんでしょうか私は東京住まいではないですが、東京都(23区)のふるさと納税による損失(といっていいのかわかりませんが)は200億に上るといいます、その現状がわかっても、東京都には対抗しうる手段がない(住民への返礼品は禁止している)のではないでしょうか?それでも8割は払っているから応能負担、応益負担の原則は守られているといえなくもないですがいいんでしょうかね?
なんというかふるさと納税って高額納税者へのバラマキなんじゃ?と思ってしまう自分がいるわけです。もちろん
自分が高額納税者ならこんなことは思わないかもしれませんね
次回からはもっとふんわりした内容を書いていきたいと思います。