本を読むことの効能は?
と人に聞かれることがある。
個人的な意見では
一冊の本を読んで
一つの新発見を得られれば良いと思っている。
裏を返せば
読書とは一つの新発見を得られるもの。
だからこそ、本は丸々一冊読む必要はない。
その著者の発想や考え方に
傾倒しないためにも
そのほうがいい。
丸々読まないと読んだ気にならないという人がいるが
読んだ気になるとは
すなわち満足感だろう。
満足感を得たいなら
一冊しっかり読み切ればいい。
一つの新発見が欲しいなら
興味のある項目だけ選んで
読めばいい。
読み方なんて一つじゃない。
むしろ丸々一冊読もうと思うから
途中で挫折したり中途半端になってしまい
本嫌いになる。
読書は人を変える。
多くの意味で。
人間らしさが磨かれる。
頭が冴える。
言葉を知ることができる。
自分の感情をコントロールできる。
精悍な顔つきになる。
などなど。
たとえば何かにつまずついた時
学業に仕事に恋に家庭に。。
他者の経験に学ぶことができれば
救われることもある。
読書にはそんな効能も潜んでいる。
もっと、読書しよう。