昨日授業で、難病患者等に苦痛の生と安楽の死、または植物状態の人を生かし続けるのか、殺してしまうのか、そういう内容の勉強をした。
後者を独断した医者は逮捕されたという。
ふと思い浮かんだのは cherry nightで我は海森寛貴に最大の選択肢を迫ってしまったのに気付いた。
海森祭音は後者を選んだ海森寛貴に殺された。それが本人のためかというと本人から聞かない以上分からない。それにその本人ですら何もいえない状態にある。
海森寛貴は自分が作り上げたキャラクターではあるが海森寛貴自身の本心すら自分は分からずにいる。自分は二次元といえど彼に選択を迫ってしまった。
そのあと観たビデオは重かった。そのビデオシリーズとは思えないくらいに重い話だった。
日本ではその医者が殺してしまったことは例え道徳的であっても有罪だった。裁判員制度ではなかったからかもしれない。
アメリカでは違うんだと。
死ぬ人にとっては安楽かもしれないが遺された人はどうなんだろう。人の死とは本人だけの問題ではないのだと。