ただ感想を書きなぐる。



グリュンドゲンスの去り方超カッケェ!グリュンドゲンスおじさん惚れる!

ヤニングスおじちゃん超面白キュート。あんなに懇願していた出演を、最終解決の計画を聞き、降りる決断をした所がかっこいい。「おい、じいさんも行こうぜ」(たぶん)の台詞も。映画の為なら権力にすがる、足を舐めるとまで言っていたけど、人としてまともでよかった。可愛らしさがらんま1/2の八宝斎とリンクする。

ツァラ登場のノリにノッている大女優の陽気さ凄まじい。Bright!!!って感じ。ヒムラー「嵐のように去って行きました」はそのまんま。嵐。ハリケーン。ツァラの笑い声で私は笑える。美しく力強く心地よい歌声を披露したZuckerZucker。そこに合わさるゲーリングと、'体に響く'を超え貫通させるパワーを持ったレニの歌声は劇場にひびを入れる事が出来ると思う。聞き耳たてたりカメラ役をやったり、「子供が6人もいると名前間違えない?」とか、便乗してゲッベルズを「博士」と呼びからかう様が愉快でキュート。出演を断り、ゲッベルズへ蔑みを込めた挨拶の仕方と「奥さん笑うとえくぼができるの」(たぶん)って台詞と歩き方がかっこいい。

フレーリヒの3、4回あった待ち人一人芝居また見たい。おちゃめでナイスガイ!大切な仲間を殺されたらそりゃ断るよね。

エルザは正に若さと美貌を使い権力人に取り入る女だった。人によって猛アピール、何かと化粧直ししたり、胸を寄せて上げて整えたり、ゲッベルズを真似して煙草を吸ってみたり、マグダにあの対応と「作っちゃおっかな~子ども」の調子に乗った台詞や、ヴィヴィアン・リーの面影があるね(女優名失念)と言われればそれ風に段を上ってみせたり、望みの役と違い酒を飲み自暴自棄になり銃を取ってしまう…短絡的な所も可愛いのですが、グリュンドゲンスおじさんに当ててしまったのが許せない!

マグダは可愛いのに肝の据わった女性。流石ゲッベルズの妻で理想の夫婦と言われている奥さん。でも気になっていたケストナーとの関係はただの思い込みかよーーー!!
最後の台詞を含め天然さんか!思い出してもらおうとケストナーに話しかける様や、レニへすぐ相談する様や仕草も可愛かった。

ケストナーは、同じ招待客にも招いたゲッベルズにも一線を置いてる感じがした。立場上当然なんだけど。自分の身を案じながら脚本を受けるギリギリな感じが、あの時代の空気が見えた気がしてリアルだった。

レニ。まさかゲッベルズとヒトラーに取り入ってたとはー!“ナチスに愛された女”とはそういうことか!でもゲッベルズには指1本触れさせていないとは。更に上の権力が味方なのよという余裕の接し方でやってきたのかな?ゲッベルズも本妻・愛人だけではなく、体の関係がないレニとも関係があるということは本当に女性が好きなんだね。なのかな。

ゲーリングも愉快というか、場の空気を豪快に変える人。直接言っていたけど仲間ゆえの忠告だったのか。ゲッベルズの力説を邪魔する様な、話を一旦止まらせる様な振る舞いは。

ヒムラー!お前、カイガラムシは大事に扱うのに!虫の命を尊重する心があるならそれをユダヤ人に重ねろ!人の命を情けないわ!最終解決の会議で反対しなさいよ!淡々と計画事項を話し始めちゃって…今まで存在が薄いのでいじられたり寒い中植木の様子を見に行ったり過剰なカイガラムシ愛も急に振られた表情の変化もまだ居たのかとの言われようも面白かったのにあれで幻滅したよ!あの3人は切り換えしすぎ。切り換えないとやっていられないとかの理由でもおかしい。もう違う覚悟が出来てるのかな。

ゲッベルズは力説していた。映画で頭が一杯、映画が最優先という印象。この一夜で見るゲッベルズは。博士の称号は一生つくからと、大臣ではなく博士と呼ばせるのずるくない?自己愛が強いのか党と距離を置きたいのか知らないけど。

フリッツは何から何までやっていた。戻り、手伝ってあげたのはフリッツも最後に映画を観たかったのかな?なぜ。






三谷さんが言っていたようにこの人達は普通のおじさんだったのかもしれない。
ユダヤ人を生物的にゼロにする。こんな事が通る当時の雰囲気と権力者の力と流れは恐ろしい。


あと把握しきれなかった所が多々あり、2014版も映像化お願いします!
エルザとフリッツに比重を置いたので、次はゲッベルズ・ヒムラー・ゲーリングとまたフリッツに置いて観たいです。

ケストナーから返信を貰い、勘違いしたもう一人とはレニ自身のこと?
ヒムラーが帰ったと勘違いしたから?ツァラが口を滑らせたのは。


才加ちゃんは切り替えが見事だった。時の経過が見えるというか、舞台上のセットでは見えない出来事がよそではあり、それをきちんと引き継いで見せてくれる。また分かり易い。全役者さんそうでしたが。
心残りは、奥のソファーで配役を聞き、やけ酒から銃を構え放ち自分のした事に気づき泣く才加ちゃんの表情の変化を見られなかったところ。席が前なら…くっ
森の音楽家ではshakin'というのかな、SayakaAkimoto!!!で超気持ちよさそうでした。解放しすぎて客席が引いた気がしないでもない。

素敵なピアノとカエル音達を奏でお芝居をされていた荻野清子さんも素敵でした。



素晴らしい作品を観られて幸せです。

photo:01