まずまず順調なスタートを切った多田野。

だがアストロズ戦登板後に右肘に違和感を訴え、次の登板まで少し感覚を空けることになると言う情報が流れる。



心配したファンも多かったようだが、プロ野球関係者によれば『違和感』や『張り』等での離脱はある意味調整の一環で、「これ以上やったら危険だ」と自分で判断し、練習量などを調節している場合がほとんど。

実際に深刻なケースは少ないのだとか。

短期間で戻ってくる(キャンプで言えば1クール、シーズン中なら登板1回飛ばす程度)場合はほとんどがこのケースらしい。


聞くと一見サボりみたいですが、これはこれで自己管理の1つです。

まぁこんなことは無ければ無いでそれに越したことはないのでしょうが。



ファンの心配をよそにしばしの休養を取った(と思われる)多田野、現地時間3月4日フロリダ・ツインズ戦の7-3とリードした9回から登板。

1回2安打無失点で、肘は無事であることをアピール。


この頃、アメリカで多田野のトレード説が浮上。

インディアンスの投手陣は飽和状態であることと、11、12番目の投手として多田野を欲しがる球団が出てくるかもしれない、とのこと。



現地6日のメッツ戦、3-3と同点の6回から登板。

2/3回 被安打4 失点3(自責3) 奪三振1 四球2

で負け投手に。

しかし地元の新聞によれば、まともなヒット性の当たりは無く、エラー絡みで記録がヒットになってしまったものばかりだったとか。

尚、当時メッツに所属していた松井稼頭央はこの試合出場せず。



現地9日ナショナルズ戦、8回から登板。

1回を無安打無得点に抑えた。


現地13日、デビルレイズ戦に8回から登板。

1回を1安打無失点に抑えた。


現地15日のトロント戦、4-3の8回から登板。

2イニングを投げ1安打1三振無失点、オープン戦2セーブ目を挙げた。



開幕メジャーに向け、着々と結果を残していました。