渡米2年目にしてメジャー初勝利を挙げ凱旋帰国した多田野はマスコミからもそれなりに注目を浴びていたようで、スポーツ誌を中心としたメディア等にもたびたび姿を現していた。


日米野球の観戦にも行ったようで、以下のように報道される。


by MAJOR.JP編集部

 今季クリーブランド・インディアンスでメジャー初勝利を挙げた多田野数人投手が、日米野球の行われている東京ドームにスーツ姿で登場。
第2戦の試合前、モントリオール・エクスポズの大家友和投手と挨拶を交わしたり、メディアの取材に応じた。

 多田野はシーズン中盤にメジャー初勝利を挙げたものの、その後は腰の故障で不完全燃焼のシーズンとなった2004年を振り返り、
「万全な状態ではなかったので、もう少し投げたかったという気持ちはある」
とコメント。

 ただ怪我の回復具合は順調なようで
「このオフはしばらく日本でトレーニングを行う予定。来年は今年より良い成績を残せるようにしたい」
と多田野は抱負を語っていた。



中日やヤクルトがドラフトで指名するとの噂が流れたものの、インディアンスとの来シーズンのメジャー契約が早々に決まった。

「将来、日米野球に呼んでもらえるように、成績を残したい 」

と語り、意気込みを見せる。



そして、昭和55年会主催の少年野球教室にも参加。

同級生たちと久々の再会を果たす。


日米野球で松坂と再開し、参加希望を伝えたところ

「昭和55年生まれならメジャー選手だって当然入会できますよ。僕だってメジャーへ行ってもこの会は続けるつもりですから」

と快諾を得たそうだ。


「メジャーでも社会奉仕活動は主流。今までは機会がなかったけど、同期のみんなと一緒にこういった形で参加できるのはうれしい」

と語る。


以下スポニチ誌面より

多田野サンクス
米大リーグ・インディアンスの多田野も55年会の一員として野球教室に参加した。
熱心に子供たちを指導し「基本的なことを教えただけですが、自分にとってもプラスになりました」。
イベント最後のあいさつでは「これからも頑張ってください。サンキュー!」と話して拍手喝采。
活躍の場は海の向こうだが「今後も積極的に参加したい。アメリカでも55年会を?そうなるといいですね」
と笑顔で話していた。