おはようございます。
熊本弁講座講師のつーパパです。
熊本は雨など全くたいしたことがありません。。。
皆様のお家は大丈夫?
さて今日の熊本弁はこちら!
『キショわりー』
さてさて、どんな意味でしょうねえ。。
見るからに悪いなあ(笑)
子供たちがよく使ってた言葉ですよーー。
『キショわりー』は『気色が悪い』の略です。
今でいう『キモイ』のような・・??
気色という言葉は元々、全国区の言葉ですが、
あまり使わなくなってしまいましたね。
気色は、気分や気持ちと同義語で使われますね。
気色いい→気分がいい・上機嫌
気色悪い→気持ち悪い・不気味
なので、熊本の子供たちは山で遊んでいて・・・。
!!!ゲジゲジが現れた!!!
『キショわりーーー!!』と言って逃げます(笑)
略語は、年配の方が嫌ったりしますが・・・。
平安時代の作家がこう書いております。
『最近の若いもんの言葉遣いはなっとらん!!』
平安時代のこの人から見たら、その現在の年配の方の言葉なんて、
ぜんっぜん、ダメダメですからーーー(笑)
って言葉は流動的なもので、
必要に応じて、または流行などで変わり行くものなんですねー。
なのでダメな言葉なんて無いのかもしれません。
ただね・・・。
その国民が大切にしているものに対しては、1つのものでもたくさんの表現があって、
それが多様化して言葉が生まれています。
そういう美しさは残していきたいですね。