次の議題はモチベーションについてです。

 

人間は怠け者ですので楽な方向が大好きです。

 

私も出来ることならば石油王の嫁にでもなって

悠々自適に暮らしたいです。

 

まあ、しかしながらそれはあまりに現実的ではないのと

確率的に難しいです。

 

そう何が言いたいのかというと

何をするにしても練習や勉強、自分の時間を費やする必要性があるのです。

めんどくさいですよね・・・

そう、めんどくさいんです。

 

 

『楽器うまくなりてえ~』と唱えて

 

次の日ビビデバビデブーで楽器上達したという事例が見つかった場合

一刻も早く私に教えてください。

 

そう、何かしらのアクションをしない限り

何も変わらないまま

平和な暮らしが出来ます。

 

でも果たしてそれが幸せであるかというと違いますよね

 

 

楽器にしても勉強にしても

まず取り組むことが第一歩となります。

 

でもなかなか思うようにやる気が出なかったり

集中できなかったりで思うようにいかない経験もあるかと思います。

 

頭ではわかっているつもりでも

行動になぜか移せない。。。。

 

そんなあなたにはまずモチベーションが上がる仕組みを解説します

そして、半強制的に行動に移せる脳みその仕組みを理解しましょう

 

 

まずやろうと思うのに結局行動に移せなくなる

この現象の原因について理屈を記載していきます。

 

例えば学生の時のテスト週間を思い出してみてください。

テストは全教科・・・・・

数学、英語、物理、社会、情報、音楽、美術などまとめて一気にきますよね

 

このテスト期間中によく起こる現象が

何から手をつけたらいいのか

範囲が広すぎて的を絞り込めない現象です

 

そして結局試験ギリギリまでどの教科も放置していたり

いつまでも本気で勉強できなかったり

やらなければいけないのにできない現象が起きると思います。

 

しかしこれにはきちんとした原因があるのです。

 

アメリカの心理学者シーナ・アイエンガー教授が書いた

『選択の科学』の実験の中でこのような実験があったそうです。

 

とあるスーパーの試食コーナーにて

24種類のジャムを揃えた週末と

6種類のジャムを揃えた週末でどのような差が出るかを実験しました。

 

すると24種類のジャム(選択肢の多いジャム)の方が多く人が集まり

6種類のジャムの方が(選択肢の少ないジャム)の方が集客は少ない結果になりました。

しかし、消費者がジャムを購入した結果はというと

6種類のジャム(選択肢の少ないジャム)の方が購入確率は高かったのです。

 

この結果から

人は選択肢が多ければ多いほど決断を後回しにしてしまう性質があり

購入というアクションに至らないということがわかりました。

 

 

上記の実験を結果を今度は自分たちの私生活で生かしていきましょう。

 

 

もう一度重要ポイントを書くと

 

・人は選択肢が多いほど行動に移さなくなる

 

これを逆手にとって練習することがモチベーションの秘訣です。

 

先ほどテスト期間の例を出しましたが

やる気が出ない理由の一つに教科が多すぎること、範囲が広すぎることが

大きなモチベーションの低下に繋がります。

 

まずするべきことは的を絞り込むこと

 

楽器の練習でしたら

自分が最もできないことに、とにかくエネルギーを使うことをお勧めします。