韓国ドラマ「愛の不時着」を、3日間で一気に観ました。
きっかけは、視聴率があの「トッケビ」よりもよかった、
というネット記事を見たことです。
パラグライダーの事故で38度線を越えてしまう、
という設定も気になったので。
全16話のうち9話までは北朝鮮での様子が描かれ、
とても興味深かったです。
かつて板門店にツアーで行ったとき、
北朝鮮の兵士を窓越しに見ました。
韓国軍に比べて、一様に身長が低かったことを
鮮明に覚えています。
ドラマで出てくる兵士たちは、主人公を除いて、身長低め
のような気がしました。
そういう俳優さんをキャスティングしたのかな・・・?
そうなふうに見ると、兵士やアジュンマたちの個性が
それぞれ際立ってとても面白かったです。
怖いイメージしかなかった北朝鮮ですが、
純朴な普通の人間として描かれていてほっとしました。
主人公の二人、ヒョンビンとソン・イェジンについては
いい意味で言うことないです。
安定感ある二人、昔から大好きです。^^
全編を通して思ったことは、
未だに境界線が朝鮮半島を
南北に分けている現実です。
ユン・セリが、化粧品を通してアジュンマたちへ
感謝の気持ちを伝え、
リ・ジョンヒョクが、セリへの1年分のメッセージを
予約設定したシーン。
スカイプやLINEでどこでも通話ができる時代に、
会うどころか通信手段さえないなんて、
あまりにも切ないです。
もちろんこれはドラマの設定ですが。
南北統一して、登場人物が感激の再会をする!
という勝手なストーリーを、妄想してしまいました。