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日本がこんなにも大変な時に旅立つことをお許しください。

外から、日本と、自分を見つめ直してきたいと思います。

一年越しのセレブレーションだし。

まずは身近な人から幸せにしてきます。
極めてあたりまえのことですが。


原子炉格納容器に水をいれないといけない。
でも、水をいれると、どうも汚染された水が漏れてくるようだ。


これと同じようなことがたくさん潜んでいる。


原発が止まったら、電気が止まった。経済活動の多くが止まった。
経済だけではない。我々が生きることも一瞬危うくなった。
原発が全部なくなったら、たぶん、もっと大変。
僕らは想像以上に電気によって生かされている。

火力発電所を動かすと、温暖化が進む。
やっきになってCO2を削減しようとしているいまの世界に逆行。
もっと悪いことにこの国には資源というものが乏しい。

自然エネルギーの開発を叫ぶ人もいるけれど、
まだ安定供給に至るだけの技術とはいえない。

電気をたくさん安定してつくるには、原発が必要で、
残念ながら、原発をつくれば必ず今回のような事故のリスクを背負うことになる。


放射性物質、温暖化&資源枯渇、電気不足


3つは今のところトレードオフ。
でも、どれもクリティカルなリスク。


とても大きな決断を迫られてきたことを、僕はいまさらながらにして知る。

見て見ぬふりをしてきただけ。

誰かにリスクを押し付けてきただけ。


だからといって、どの選択もパーフェクトに正解ではない、ということが、この問題の真に苦しいところ。


僕はどうすればいいのだろうか。
30歳になりました。


あっという間です。

ヤバいです。

図体ばかり成長(老化?)するばかりで
精神的にも、社会人としても成長している感じが
見受けられません。

むしろ退化しているんじゃなかろうか、
という感じです。


会社の後輩や同僚たちがカウントダウンパーティを
開いてくれました。


本当に感謝感激です。


こんなにもたくさんの人に囲まれて誕生日を迎えたことが
あったでしょうか?(3月生まれの悲しい定めです)


$Ten days after,

同僚がサプライズで本をプレゼントしてくれました。



カバーがかかっていて大中小と3冊のうちから2冊セレクト。

一番大きくてエロ本だろうと思ったら「マクルーハン」
好きなの知ってて買ってくれたんでしょうか。
いまだに解読できていないマクルーハン先生の思考に
すこしでも近づけるように精進します。

そして一番小さくて絶対官能小説だろうと思ったら「三浦知良」
キーワードはやめないよ、でしょうか。
それとも44歳のカズ。
次の10年、、、ってことでしょうか。



ともかく、心遣いに感謝です。



こうやって、素敵な仕事仲間と10年後も酒を酌み交わしながら
ああでもない、こうでもないと
話しができる環境をつくることができたら幸せだなぁ。

そんなことを抱負にかかげながら、
次の10年を進んでいきたいと思います。


成長せねば!!


(酒は確実に弱くなりました。もともとそんなに強くないけど(苦笑))
このタイミングでの3連休にはホント救われました。

思っている以上にメンタル面に負荷がかかっていたようです。

週末、息を抜く予定がいくつか入っていたのですが、
震災の影響ですべてキャンセルになりました。

AppleStoreに出していたiMacを引き取り(HDD換装で$400)
買い占めと間違われない程度に食料品や日用品を調達し、
夜はタイムマッシーンからデータを引っ張りだしたりして再セットアップ。

暖房も照明も落とした室内で震災のニュースを見ながら
Logicでインストつくったり、Motionをトレーニングしたり、
できるだけ、余計なエネルギーを使わないように
できる限り、家で過ごすようにしておりました。

それにしても、渋谷のAppleStoreは震災そっちのけで
人がはいっていましたね。
AppleStoreに来るお客さんって、なんか普通のユーザーっぽくないよね。
ちょっと欧米かぶれ的な空気が・・・
ちょっとだけお洒落な人多めですし(男も女も)
女の子も多いような気もするなぁ。

iWebでWebサイトの作り方を質問している子とかもいて
クリエイティブな志向の強い人が多いんでしょうね、やっぱり。

周りにいないかなぁ、Macのクリエイティブ系のアプリケーション
ばりばり使える女の子。いや、マジで、教えてほしいです、いろいろ。
あぅ、男性でも全然いいけどね。てか、男性で全然いいです(笑)

いろんなスキルが大学でストップしてしまっていて
あらためてHTMLのコーディングや
大学の時にはメジャーではなかったCSSのコーディングとか、
AS3とか、、、紐解き直して取り組んでいると
時間が何日あってもたりないって感じです。

うまく仕事と両立させながら、
創るという活動にもエネルギーを配分させていきたいなぁ。
僕は何ができるだろうかと考え続けてはや一週間。
現地に行っても、大したこともできずに、邪魔になりそうだ。
ネットワークを動かして事を成し得る力もない。

誰でもできること、と言われている、
寄付、節電、通常通りの経済活動を行う、この3つは実行。
とはいえ、どれも当たり前の、気持ちばかりの行動。

もうひとつ、できること、と言えば、
この間に起きた出来事を記憶し、忘れないこと。

こういう時に、社会は、人は、どう動くのかを
しっかりと心に刻んでおきたい。
震災から、一週間がすぎた。

沿岸部の家という家、店という店、施設という施設を
人や車もろとも流し去った。

余震はまだおさまる気配すらみえない。

世界に誇る安全性を持つと言われてきた
原子力発電所はいまだ熱が冷めない。
決死の冷却作業が連日連夜続いている。

電力が不足し、関東全域が初の計画停電。
電気が止まれば、電車も止まる。
半ばパニック状態だ。

流通が止まれば、供給が止まり、
食料品や日用品はもちろん、ガソリンや灯油までも
買い占めの対象となり、品不足。
被災地に届かなくなっているし、
首都圏の足も麻痺した。

首相、政府、原子力保安院、東電、マスコミ、AC、石原都知事、、、
必死で対応している東電の現場作業員や防衛大臣に至るまで、
ありとあらゆる人や機関がネットとテレビで批判されている。

声を大にして行動する者、
自らを律し声を絞る者、、
声が出せない者、、、、、

誰かのために動く者、
普段の生活を回復させようと努める者、
防衛本能からパニックに陥る者、、、、
人々の反応も様々。

すべてが想定外の出来事のなかで、
みんな必死に、生きています。
これが普段慣れ親しんでいる日本だろうか。

$Ten days after,-地震

長い長い横揺れ。

とある政府機関の受付にたどり着いたらその揺れは突然襲ってきた。

大人になってから地震の揺れで怖いと感じたことはなかったが、
初めて恐怖を感じた。
あまりに非現実な揺れ方で、一瞬、白昼夢か?と思ったりもした。

伝統ある古い建造物なので崩壊するんじゃないか、
つい先頃流れたニュージーランドのニュース映像が脳裏をよぎる。

プレゼン中に2回大きな余震がきて
クライアントさんと一緒に二回外に逃げた。

忘れることのできない作業になった。


一夜明け、テレビから飛び込んでくる画は、
目を疑うようなものばかり。

きっとひどいだろうなとネガティブに思うようにした昨日の想像を
遥かに超える凄惨な景色がひろがっていた。


壊滅、という言葉を、日本の街ではじめて聞いた。


たくさんの犠牲者がでている。
たくさんの要救助者もいる。

無力だ。

ひとりでも多くの人が救われることを祈るばかり。
寒いだろうけど、気をしっかりもって、頑張ってほしい。
昨日は中目黒ICAROで食事。

大切な人との食事はゆったりと美味いものを味わうに限ります。

スプマンテの泡を乾します。

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前菜:うずら肉と白レバー

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ワインを開けます。
赤。アルジャーノ。
重すぎることはないけど、結構、オトコっぽい。

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ジャガイモのニョッキ。
バジルソースでいただきます。

つまみに最高。

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パスタは蝦夷鹿のトマト煮のソースでいただきます。
これ、絶品。贅沢すぎる一品です。

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白金豚だったかな。
ローストとソーセージにしたててあります。
ワインとよく合います。

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最後はドルチェ。
リンゴのパイとバニラアイス。

グラッパを一気に飲み干し、エスプレッソで酔いをさます。


実に贅沢な時間でした。

奥で、2組、女子会をやっていましたが、お姉様方、素敵すぎます。

幾ら使ってるんすか!?


幸せな時間でした。

ごちそうさまでした。
寒いのは苦手ですが、雪山だけは別腹ですね。
今シーズンはずいぶん通えました。

それでも、まだまだ。
本当は毎週末通うくらいが理想的です。

トップシーズンを抜けたら、あとは春を待つばかり。

サイトを1個ばかり作らないと。
まだプレゼンも終わっていませんが。
企画すらも。
いまやってます。

企画やりながら、いろいろ探していたら、
これを使って映像を撮ってみたくなりました。

$Ten days after,-ステディカムマーリン

小型カメラ専用のステディカムが開発されているんですね。

使うと、こんな感じの映像が撮れます。
YouTubeから勝手にひっぱらせてもらいました。



レール使うより、台車使うより、よさそう。

そう考えると、早く、春が来ないかなって思わないでもないっすね。


麻生久美子が好きなのでこれも。



色が素敵。
イベントも最終日。

渋谷109前で本場・京都の舞妓さんが舞い
夜は京都出身の二人組「CENAL(セナル)」のSPECIAL LIVE。

生憎の雨模様でしたが、昨日の雪に比べれば、
格段にコンディションはいい。

昨日は、ふたりなりに、このステージの環境やお客さんの反応を
研究したようで、今日は何やら秘策がある様子。

$Ten days after,-渋谷109-CENAL-4

ひとりでも多くの人に
ひとりでも深く胸に・・・

$Ten days after,-渋谷109-CENAL-3

秘策が功を奏したのか、
今日は昨日よりもたくさんの人が足を止めて
ふたりの歌に聞き入ってくれました。

$Ten days after,-渋谷109-CENAL-3

CENALのCDプレゼントじゃんけん大会も大盛り上がり。
用意した枚数があっという間になくなり
こうしてふたりの東京進出初イベントステージの幕を閉じたのでした。

お疲れさまでした!