楽しいことを待っていたらなかなか過ぎて行かない時間。

忙しくてバタバタしていたら、あっという間に過ぎていく時間。

同じ時間なのに、どういうこっちゃ。


カメラから遠ざかって3年ぐらいたってしまった。

会社には、趣味で撮影に行くカメラウーマンが入社してきた。

休みになると遠出してスナップ写真を撮っているらしい。

普段の日でも、会社が終わってから街に出て撮影を楽しんでいるそうだ。

本当にカメラが好きなのね。


わたしが美人モデルを撮るのが好きなことは秘密。

だって、上手くないもん。ただ、可愛く撮る自信はある。

モデルが親切だからですけど。

モデルさんは、わたしが写す番になると、わたしにだけ

特別いい顔をしてくれるのです。

カメラマンはみんなそう思ってうぬぼれていると思うけど。


友達と友達の友達7人ぐらいと海外で待ち合わせして

旅行した時があった。

みんなアーティストで、芸大出身者ばっか。


その人たちが撮影した写真は、わたしが撮る写真とは違う。

みんな注目する場所が違う。

見たことも無い外国をみんな切り取っていた。

ある人は、一般人の門の前の植木とか、門の模様とか撮影しているし

ある人はお店のおみやげ物ばっか撮っている。

ある人は、ホテルの中のレストランや置物ばっか撮っていた。

でも、みんなわたしが見たことがない世界にできあがっていた。

あんな風に見えているだなと思った。


最近、梅田の美術館で見た画家が撮った写真も

水たまりや、汚いゴミとか古い看板とかを撮っているんだけど

不気味な感じでステキだった。

見るものが違うと写真も違ってくるんだな。


でも、わたしはモデルさんを撮るのが好き。

撮影会に参加するにはお金がかかるので

あきらめているけど、もうちょっと自分で腕を磨いてから

参加する方がいいかもしれないな。


以前撮ったモデルさんたちの写真も撮ったはいいけど

チェックしていないのもある。

アップすらしていないのもある。

家のパソコンで、自分の写真を見るとめっちゃへたくそ。

でもいい感じに撮れているのもあるからセンスはあると思う。

しかし、写真の上に油性マジックでいろんなものを描いて

キラキラをつけたい気持ちが消せない。

写真をデコりたい気分。

何か描きたくてウズウズしている。


そんなの写真じゃないかもしれないけど、キャンバス地に

モデルの写真を写して上からいろいろ描いたり

ビジューを付けたりして盛りたい気分。

もう少ししたら、またモデルさんを撮りに出かけたいなと思う。

今年の7月19日にライトネスが撮影会を止めるというブログ記事を出しているのを

今日知った。

急にいろんな撮影会ができていたし、お客の取り合いになったのかな。

2011年9月11日から、お客たちが急に忙しくなり休日を変更させられたり、休日が

なくなったりしたので、撮影会に来たくてもこれない人が結構いるとは

聞いていた。さびしいな~。

わたしは愛猫が病気になって治療費がかかりすぎて

撮影会に使う費用も時間もなくなったというのが、撮影会にいかなくなった理由。

ライトネスさん。お世話になりました。楽しく撮影させてもらえてよかった。

愛猫は今年の1月に死んでしまった。

その後、しばらく猫を飼うのを我慢していたけど

我慢できずにまた拾ってしまった。



仕事関係の撮影っていうのは

カタログの表紙の撮影ってことなんだけど


いつもは自由にやらせてくれる会社だが

今までのカタログ表紙は

会社関係の人々には好評なのだが

新しく関係ができた人々には

あまりにも評判が悪いってことで

今回は会社が撮影に深くかかわってきた。


つまり、今回はモデルの衣装、シューズ、インナーまで

会社が購入してくれたのだ。


いつもは、わたしが勝手に用意して

スタイリスト気取りで楽しんでいたのだが

今回は、お堅い感じに

しなければならなかったのだった。

うれしいような寂しいような

複雑な気分。


こういうときは、

最初から

手を引いて

成り行きに任せるしかない。


でも、スタジオのカメラマンが

がんばってくれて

お堅い感じの写真でも

かわいらしく

自然な感じに撮影してくれたのだ。

やはりプロは違うね。


モデルはポニーテールが似合う華奢な人。


モデルのブログによると、エヴァンゲリオンのコスプレがすきらしい。

テレビに出てくるサイコロを転がして

出た数によって旅行資金が増えたり減ったりする番組に

出ていた芸人さんよりずっと

似合いそうだ。


そのモデルさんは最近、人気が出すぎてひっぱりだこになっていて

開いている日が2月6日しかなかったので

急遽、その日に撮影日をあわせることとなり

会社が用意したTシャツにアイロンプリントで

社名を入れる仕事を会社で残業してやっていたため

撮影の手順を書いたPDFなんかは作成できなかった。


アイロンプリントはわたしの仕事じゃない!と、思ったけど

わたししかする人はいないし、

撮影の仕事はわたしの仕事なので

やるしかないのだった。


カメラマンが、スタイリストの勉強中の学生さんを使えば

いくらでも手伝ってくれるのにと言っていた。

そういう手もあったか、、、。


大昔は、シュウレイさんに頼んで

すてきな衣装や大道具小道具を用意してもらったのにな~。


会社の同僚の友人が会社関係の人で

わが社のカタログのファンで

毎年捨てずにキープしていて

仕事に疲れたときに、出してきてながめて

癒されているらしい。


今回のモデルも癒されると思う。

わたしも癒されたもん。ありがとう、モデルさん。

色気も何も無いお堅い格好ばかりでごめんね。

でも、そんなスタイルでもかわいいポーズや表情で

きめてくれてありがとう、、、、。