自分以外の人との
「つながり」が切れてしまうのは
とてもつらいものです。
そんな時には
誰かが手をさしのべてくれるのを
待つのではなく
自分の方から動いてみてはどうでしょう。
するとそこに
新しい「つながり」が生まれます。
人は人を必要としています。
あなたが誰かとの「つながり」を
求めているのと同じように
あなたとの出会いを待っている
やさしい人が
きっとどこかにいるはずです。
日本中に、世界中に
やさしい人って
たくさんいるんですね……。
みんなやさしいのです…
スイミングスクールをたずねて
「私も八十四歳、三途の川を渡りきりたいから水泳を教えてください」
と告げたNおばあちゃん。側にいた孫のK子ちゃんが訴えました。
「先生、もし、おばあちゃんが三途の川を渡りきったら、
もう一度私のところへ帰ってこられるような泳ぎ方を教えてください」
K子ちゃんのこのやさしいひと言に、おばあちゃんは大泣き。
九十五歳という長寿の人生を生ききりました。
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みずから難病に苦しみながらも
「もし、あなたに不幸なこと、苦しいことが起きたら、私にも分けてね」
と訴える友のひと言で死を思いとどまり、生きる道を転換した女性もいます。
女子高生が言いました。
「やさしい人って、たくさんいるんですね。誰にも知られなくても、
ふつうのことのように、人にやさしくできる人ってステキですね」