今朝は、ヒンヤリな空気に包まれています。
広がる空からは、今にもポロポロと涙が零れ落ちそうに薄暗く重たい。
その涙、この手で受け止めたい。
落ちゆく葉の行く路は、それぞれに違っていて、行く先もまた違う。
時々、重なって、離れて、また重なって。自分の居場所を探す旅。静かに見守りたい。
出逢いと別れを繰り返しながら、人はゆく。
出逢えた事を喜び、大切にしながら、たまに語らったり、肩を並べて歩いたり、離れていても手を繋いだり。
目に見えない事は、とっても儚くて壊れやすい。
だから、大切なんだ。
胸の中で、腕の中で温めたい。閉じ込めるのではなくて、ただ静かに抱きしめたい。
なんて想う冷たい秋の日。
あの銀杏並木、ちょっぴり重たい気持ちを抱えながら歩こうか。
生まれた場所へ、川の流れに逆らいながら帰るもののように、私も心のふるさとに帰ってみようかなぁ。
それもまた良きかな。
今しかない秋の路を今日もゆこう。
BLUE☆。+゚