歳をとるごとに苦手なものが増えていく

眠りの魔法から解かれてしまったようだ

ジャンクすぎる食べ物、人混み、幼児の叫び声、人々が耳打ちをするざわめき

不安や自己嫌悪がぶくぶくと私を太らせてこのままじゃ高校生の頃の胃潰瘍・摂食障害の私に逆戻りしてしまう

信じてた、よく騙されてた、それくらい人がだいすきだった

クリスマスくらいの私がいちばん大好きだったよ

いつのまにか私が人をがっかりさせ悲しませてしまう側になってしまった

毎日不意に出てしまった心の中の煮え切らない言葉で人を傷つけている

心もコンタクトみたいに使い捨てができて何回でもやり直せたらと思った

歩きスマホはよくないとわかっているのに今日の心を忘れるのが怖いから猛スピードでタイプしている

親指が腱鞘炎になりそう

カラスがヨルシカのあの夏に咲けに合わせて歩いている

この季節のヘッドホンはまあまあ暑さを感じる

ソフトクリーム食べたいなあ

六畳半の部屋にこもって一日中教科書を読んで不安になったり映画を見たり好きな人のエゴサをして落ち込むだけじゃ生きていけないよ

私が好きなものを思い出して

無理に現代っぽい女の子にかわらなくていいし黒ばっかり着なくていいしミニスカートだって履かなくていいんだよ

映画、音楽、古着、おじいちゃんおばあちゃんが買ってくれた底のすり減ったコンバース、いつも朝見送ってくれる老親子、アイス屋さん、自分で作るココア、ピンク色のトレンチコート。