この記事は内閣府政府広報オンラインと気象庁のHPから情報を頂いて書いております
詳しくはこちらのHPをご覧ください。
内閣府・政府広報オンライン
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200805/5.html
気象庁「竜巻等突風災害とその対策」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tornado/index.htm
竜巻は…
〇日本のどこでも発生します。
〇季節を問わず、台風、寒冷前線、低気圧に伴って発生しています。
〇特に台風シーズンの9月に最も多く発生しています。
竜巻の特徴は…
〇突発的に発生します。
〇車が持ち上げられて飛ばされるほどの強風(風速70m/s以上)が吹くことがあります。
〇台風とは違って激しい渦巻状の上昇気流を伴い、進路に当たる物体を巻き上げながら移動します。
〇飛来物により窓ガラスが割れると、建物内部の気圧の急激な変化で、屋根が飛ぶことがあります。
「竜巻注意情報」
気象庁は、今まさに竜巻が発生しやすい気象状況になった場合に、「竜巻注意情報」を発表します。
(竜巻注意情報の発表後、1時間は注意をして下さい)
周囲の空の変化に注意し、下記の積乱雲が近づいている兆候がある場合は安全対策を取って下さい。
「竜巻発生確度ナウキャスト」では竜巻が発生する可能性がある地域を確認することができます。
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=000&contentType=2
〇人が大勢集まる屋外行事
〇テントの使用や、子供、高齢者を含む屋外活動
〇高所、クレーン、足場等での作業
のように安全確保に時間がかかる場合は早めの避難開始をして下さい。
竜巻を引き起こす発達した積乱雲が近づいて来ている兆候は…
〇真っ黒い雲が近付き、周囲が急に暗くなる。
〇雷鳴が聞こえたり、雷が見えたりする。
〇ヒヤッとした冷たい風が吹きだす。
〇大粒の雨やひょうが降りだす。
夜間は視覚的な確認が難しくなるので注意が必要です。
竜巻が近づいていると下記のような聴覚的な特徴をあらわすことがあります。
〇ゴーというジェット機のような轟音がする。
〇気圧の変化で耳に異常を感じる。
竜巻から身を守るには…
屋内にいる場合は
〇雨戸、シャッター、カーテンを閉め、窓から離れる。
〇家の中心部に近い、窓のない部屋に移動する。
〇地下室や、建物の最下階へ移動する。
〇頑丈な机の下に入り、両腕で頭と首を守る。
屋外にいる場合は
〇車庫、物置、プレハブを避難場所にしない。
〇橋や陸橋の下に行かない。
〇近くの頑丈な建物に避難する。
〇周囲に避難する建物がない場合は水路などくぼんだところに身を伏せて両腕で頭や首を守る。
万一被害に遭った場合は…
市町村から災害補償をうけることができる場合があるので、
片付ける前に被害の様子を写真に撮っておくことが大切です。
竜巻のほかにも…
発達した積乱雲の付近では、竜巻だけでなく、「ダウンバースト」や「ガストフロント」と呼ばれる
突風による被害もあります。竜巻とともに、これらの突風にも注意することが必要です。
「ダウンバースト」
積乱雲から吹き降ろす下降気流が地表に衝突して水平に吹き出す激しい突風
「ガストフロント」
積乱雲の下で形成された冷たい(重い)空気の塊が、その重みにより温かい(軽い)空気の側に
流れ出すことによって発生する激しい突風
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