すっかり久しぶりの更新になってしまいました。

仕事の都合で、予定していた落語会を泣く泣くキャンセルすることがあるけど、3月は無事に17回すべての会をこなせて大満足ラブ

どの会もよかったけど、特に記憶に残った良会は以下の通り。

3/7(月) 桃月庵白酒、三遊亭兼好2人会「あんにゃもんにゃ」
開口一番:桃月庵はまぐり「堀の内」
白酒「万病円」
兼好「花見酒」
ー仲入りー
兼好「悋気の独楽」
白酒「笠碁」

春のネタが増えるこの時期、兼好さんの「花見酒」が聴けて大満足!花見客相手に酒を売って、ひと儲けしようと企む2人が、花見スポットに行くまでに我慢できず、運んでたお酒を全部飲んじゃうという、どうしようもない2人のやりとりが面白くて憎めなくて、ヒーヒー泣き笑い!何度か聴いてるけど、毎回面白すぎる。そして白酒さんの「笠碁」は初だったけど、よかったなあ。。本当は仲直りしたいのに、お互い意地を張って相手の出方を見合う2人の駆け引きが絶妙で、ちょっとうるりとしてしまったえーん


3/25(金) 立川談四楼独演会
開口一番:只四楼「真田小僧」
談四楼「巌流島」「柳田格之進」

新宿二丁目にあるバー「Ryu's Bar」で行われている「道楽亭」。ここ、ハコが小さくて噺家さんとの距離が近いから大好き!談四楼さんは初めましてだったけど、立川流っぽくない本寸法な噺口で、他の会にも行ってみたいと思ったー。特に「柳田格之進」、個人的には噺が暗すぎてやるせない気持ちになるから、あまり好きじゃないけど、談四楼さんのはサゲがカラッとしててよかったなあ。私がもし格之進だったら、大事な1人娘を死人同然に追いやった万屋の番頭・徳兵衛を切っちゃうだろう。徳兵衛をかばう旦那も、絶対許さない気がする…。
この「柳田格之進」、やる人によって筋やサゲが違うので、いろんな感じ方ができる噺の一つかと思います。
あらすじはwikiをご参照くださいまし。


4月は、落語聴き始めてから最多かもしれない、1ヶ月で22回!そのスタートが、昨日今日と渋谷でやってた「渋谷に福来たる」でしたが、これがまーよすぎたので、また改めて…ニヤリ


酩酊温燗

時間がある週末は、落語会を2つはしごすることもしばしば。
だいたい会場が違うんだけど、この週末は初めて同じ場所でした。移動がないなんて、なんて素晴らしいんだ…。

場所は、浅草見番落語によく出てくる「吉原」があった辺りで、その当時の面影を感じる古いお店が軒を連ねています。
この浅草見番、いわば芸者さんの芸能事務所的な役割をしているのだけど、彼女たちが芸事の稽古や披露をする舞台があり、そこで落語会が開かれました。

1本目は、五街道雲助師匠の独演会「雲助蔵出しぞろぞろ」。
師匠バージョンでずっと聴いてみたいと思ってた「五人廻し」と、本人が「めったにやらない」と言ってた「寝床」の2席。

そして2本目は、その弟子の隅田川馬石師匠の「馬石長講を聴く会」。同じく雲助師匠のお弟子さん、桃月庵白酒師匠と蜃気楼龍玉師匠も出られていて、この日は五街道一門をたっぷり堪能した日となりました。

雲助師匠は、生まれが下町だからなのか、江戸っ子の描写がわざとらしくなく、すんなりその時代に入れる語り口。首の動きが独特で、普通に話してるだけなのに、クスッと笑ってしまう。

白酒師匠は、今いちばん好きな噺家さん!マクラがちょっと毒っぽいけど、お客さんが引かないギリギリの線をキープしてるから、嫌な気持ちにならない。彼のバージョンが最高に面白い「粗忽長屋」をやってくれて、大満足。

馬石師匠は、飄々と、どこかオドオドとしてる佇まいが愛らしくて。この日は「おせつ徳三郎」をかけてました。
龍玉師匠は今回初めて聴いたけど、本寸法で変なくすぐりもなく、よかったなあ!「一眼国」という、怖さと笑いがない交ぜになったネタ。

ゲストでいらしてた柳家小はん師匠も初めてでしたが、ご病気をされたのかスムーズな話し方ではなかったけど、今まで聴いた「時そば」とはまた違う滑稽さがあってよく笑った!

この五街道一門、4人の色が全然違うのですごく面白い。大好き♡

心地よい疲労感とともに浅草をあとに。今回は時間がなかったけど、次は帰りにホッピー通りで煮込み食べたいなあ…。

ライトアップされた浅草寺、昼に見せる表情とは違って妖艶で、思わず見とれてしまいました。

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【この日の落語メシ】

浅草見番のすぐ近くにある、古い中華料理屋「あさひ」にて。体力つけなきゃ、と中華そばに半チャーハンつけてやったぜ!素朴な味でうまかった~♡

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酩酊温燗

落語は、歌舞伎や演劇などとは違い、乱暴な言い方をすれば、座布団さえあればどこでもできる芸能。

寄席やホールだけじゃなく、学校、飲み屋、蕎麦屋、お寺などなど、そんなところでも!?という場所で、毎月催されてます。

そんなイレギュラーな会に、週末行ってきました。
なんと場所は、観光客で賑わう中華街。

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落語会は、だいたい義父と一緒かひとりで行くのですが、今回は珍しく旦那さんと。久しぶりにお出かけできて嬉しかった!

会場は、「均元楼」というお店。大大大好きな三遊亭兼好師匠の落語会です。
大きなホールと違って、80席ほどの小さな会場。でもさすがの人気で、ぎゅうぎゅう満員!
兼好師匠バージョンでは初めて聴いた「初天神」、そして大好きな噺「崇徳院」の2席。いやー、どちらもヒーヒー涙流しながら、大爆笑でした。特に「初天神」のこまっしゃくれた子供、最高だったなあ。。。

これで終わりではありません。落語で大笑いしたあとは、中華料理を堪能。笑い過ぎると、激しい運動したあとみたいにおなかが減るので、素晴らしい流れ!だから運動しなくなったのかも…(笑)

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蒸し鶏とか…

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海鮮の塩炒めとか…

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我慢しきれなくでちょっと食べちゃったけど、炒飯とか…。

大笑いするから、という理由のほかに、落語って食べたり飲んだりするシーンが頻繁に出てくるから、聴き終わったあとは絶対おなかが空いている。余韻に浸りながら、その世界の中にいるまま、まっすぐ帰路につくのもいいけど、私は絶対“落語メシ”を堪能したい派。そういう意味では、落語メシまで準備してくれている、素晴らしい会でした。

帰りに、「山東」の水餃子をお土産に買って、翌朝スープに。次の日まで落語メシが楽しめたのは、嬉しいおまけ♪
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酩酊温燗