世界の経済・政治など、思わしくない情勢が続く。

言わば、ピラミッドが上から崩れている。


しかし、地産地消そして手づくり品など、

地域・コミュニティーが勢いを増し、

言うなれば、ピラミッドの下から上へ押し上げている。

One Love Nation


必死にピラミッドを再生しようとする「力」が、未だ存在する中、

上から下のベクトルで、物事をとらえるのではなく、

下から上のベクトルで、物事をとらえ、判断する必要がある、と思う。
産経新聞社とFNNが実施した合同世論調査で、内閣支持率42%に急落、TPPに不安感56%という結果が出ているにも関わらず、

野田佳彦首相は、記者会見で成果表明? 成果??



全く民意が通じていないし、理解もしていない。

野田首相のこの手法は、全く共感も得ていない事柄に対し、

成果表明をするなど、全く持って不可解そして独裁に限りなく近い。


いい人材も居ないのにも関わらず、首相をたたき・おろし、

こんな首相を選んだ、多くの国会議員そして評論家が、

どう責任を取れるわけでもないのが、ただ悔しい。
こんなに中途半端で、恥ずかしいことがあっていいのだろうか?



国内で問題視されている交渉参加を、言わば勝手に参加表明し、

その上、首脳会合の場に招かれない。

こんなに中途半端な政府、恥ずかしいにもほどがある。


APEC首脳会議前に「交渉への参加」を表明すれば、

TPP首脳会合にも招待される可能性があると言われていたらしいが、

普天間問題と同じく、期限ぎりぎりで国内賛同も取れていない意見など、

聞く耳を持とうとは思わない。


国民を信用し、「日本なりの意見」「日本国民の意見」を、

堂々と世界に言ってみてはどうだろうか。

その意見を、日本国民は支える覚悟はできていると思うし、

それを言える政府を、国民は見放したりはしない。

民主党の経済連携プロジェクトチーム(PT)は9日夜、国会内で総会を開き、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加問題について、「(参加表明すべきでないとの発言が多いことを)十分に踏まえた上で、慎重に判断する」ことを政府に求める提言を決定した。野田佳彦首相の最終的な判断を縛らない形の提言がまとまったことを受け、首相は10日に記者会見し、交渉参加を表明する。[記事詳細

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これだけ物議を交わしているTPP。

農業・医療・食品・物流などなど、多くの問題が予想される中、

多くの反対意見が国民・国会議員の中から出ているにも関わらず、

それを説得しようとし、無理に推し進めようと交渉参加を表明。


まさに外圧に迫られているだけでの交渉参加。

国民投票もせずに推し進める政府は、

日本の事を真に考え、日本を守れる政府ではない。


新幹線より速いというテクノロジー、リニア新幹線。


電気の作り方・使用または在り方についても議論される、今。

リニア新幹線は、新幹線の約3倍の電力を必要とする。


また地質・環境・生態へ与える影響をよそに、リニア新幹線のためだけに、

次々と山を切り開き、トンネルを通し、「自然を見に行こう!」と、うたう。


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政府・JR東海が、各地域・自治体にテクノロジー推進・経済効果をうたい、

要請または誘致する仕組みは、原子力発電所の仕組みと変わりはない。


このリニア新幹線について、見直そう・考え直そうという

国会議員は一人、山崎誠議員しかいない。


反省・改善のない「人」は成長しない。

その「人」で成り立っている国が、反省・改善もなく、

理想・理念もなく、成長するはずはない。