第1187話 「隣のレジの梅木さん」
女性お笑いコンビ、アジアンの馬場園梓(33)がフジテレビ系「隣のレジの梅木さん」(21日深夜0時40分)でドラマ初主演することが11日、分かった。今年の「第26回フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作の映像化作品。所属吉本興業の「べっぴんランキング」で3年連続1位になった“ぽっちゃり美人”として人気だが、恋人との激しいラブシーンも予定されている。
11年から3年連続で吉本興業の「よしもとべっぴんランキング」女王に輝いて殿堂入りした馬場園が、ついに主演女優の座を射止めた。
「フジテレビヤングシナリオ大賞」はこれまで、人気ドラマ「東京ラブストーリー」「ラストクリスマス」「最高の離婚」の坂元裕二氏や「101回目のプロポーズ」「人間失格」の野島伸司氏ら有名脚本家を輩出してきた。
馬場園が演じるのは「自分のラーメンを作りたい」という情熱を持ち、昼はスーパー、夜はラーメン店で働く32歳の梅木響子。ぽっちゃり体形を同僚にからかわれ、恋人の家族からはいじめに遭うが、妊娠をきっかけに新たな1歩を踏み出す。恋人役・中山崇とふとんの中で激しくからむなど、ベッドシーンにも初挑戦。互いの唇をかみちぎるようなキスシーンも予定されている。共演は有村架純(21)神野三鈴(48)安達祐実(33)ら。
馬場園は「主演の話を聞いたときは『え、マジですか?』って5分以上、聞いちゃいました。なんで、そんな無謀なことをと思いもしました。でも、台本を読んで感動して泣きました。主人公は、私とリンクする部分が多い。卑屈な部分もあるけど、他人にどう思われようが構わない、とか。演技は下手で緊張もあるけど、知らないことだらけでワクワクもあります」。
仙台でも放送してくれると願うばかり。