今日は天気が悪かった…
ちびおみにとって何よりの苦痛…
ですがなんとか一日乗り切れて
ほんとに良かった!!
ひっさしぶりに
お家に戻ることにしました。
あ、
掃除やら洗濯やらするためにね。
ちびおみと共にお家に戻ると、
やっぱりそこにはおみくんはおらず、
綺麗なままのお家でした。
掃除も洗濯もきちんと済ませてあった。
けど、
自炊してる様子は無かった。
外で食べてきてるみたい。
おみくんの身体が心配になった。
ただでさえお腹弱くて、
偏った食事が続くと一層下しやすいし、
肌にも吹き出物が出やすいおみくん。
悩みに悩んでスーパーに向かった。
おみくんが好きなもの作ろう。
キャベツとベーコンとひき肉、
トマト缶はまだあるし…
セロリと人参も買わなきゃ。
ついでに冷凍食品を3つ程買って。
最後はちびおみがお気に入りの
4連パックになってるビスケットを
どこからか見つけてきたので、
それも追加してお会計。
まだ午前中だったので、
今から作って置いておくより
ギリギリで作って置いた方が
なんとなく良さそうなので
とりあえず冷蔵庫に
それらをしまって置くことにした。
お部屋は綺麗だし、
洗濯物も溜まって無かったから、
とくにすることもなく、
一旦ここを離れることに。
追加でいくつかの忘れ物を回収して、
再び車に乗り込んだ。
雨降ってきたなあ…
公園行けないから…
室内遊園地でも行こう…
こないだも行った
ショッピングモールに向かって走らせる。
あともう一息!
のところでちびおみは寝落ち…!
惜しかった…!
なのであたしはまたドライブスルー♡
今回はちょっとリッチにスタバ!
ソイラテとチョコチャンクスコーンで
前回よりおしゃれな朝食♡
インスタ映えするわー!
インスタ…してねえけど…
あはは…
そのまま駐車場に停めて
しばし優雅タイム。
久しぶりのスタバ…!
ぼっそぼそのスコーンたまらんわ…!
うっとり楽しんでたら
突き刺さる様な視線。
ヤツが…!
ちびおみが起きていた…!!
いつから!?
いつから起きてたの!?
危うくソイラテ
撒き散らすとこだったわ!
口をぱくぱくしながら
手を伸ばしてくるちびおみw
あなた朝ごはん食べたじゃないw
でもその可愛い仕草に負けて、
チョコレートのない部分を
シェア(若い響き)してあげた。
またしても、
ほっぺを叩きまくるちびおみ。
…あたしのご飯、
相当まずいみたいですね…
気を取り直して室内遊園地へ。
フリータイムで1200円は
果たして安いのか否か…
けどまあたまにしか行かないし、
普段は公園ばっかりだしさ!
いいよね…?
いいって言ってええええ!www
中はそこそこ人がいた。
やっぱり天気悪いし、
みんなこーゆーとこで発散させないと
大変だもんねえ。
ちびおみはだいすきなボールプールに
頭から突っ込んで行ったり、
プラレールを脱線事故させたり、
おままごとゾーンで
女の子におもてなしされたりと
とても楽しそうに過ごしてくれた。
途中フードコートにいって
2人でうどんと天ぷらでお昼にした。
ちびおみは引くほど食べてたw
さつまいもとかぼちゃ、
ちくわの天ぷらを衣剥がして
手掴みでわんぱく食い!
うどん早く食わせろ!
と言わんばかりに
お茶碗をぐいぐいこちらに押し付ける…
なんなのこの子!
フードファイターなの!?
結局1人で
かけうどん大をほとんど食べ、
天ぷら3つは完食。
あたしは残った短いうどんと
ベロベロに剥がれた衣を頂きました…
もう一度買うのがめんどくさい!
お昼済ませてからもう一度
室内遊園地に戻って、
1時間ちょっと遊んで
ちびおみは眠たそうになったので
お家に向かうことにした。
ちょうどちびおみが寝ててくれれば
あたしもご飯作りやすくて助かるなあ。
そんなことを考えながら車を走らせる。
本日2回目の自宅。
ちびおみを寝室に運び、
そのまま眠ったことを確認してから
久しぶりにキッチンに立つ。
お米を研いで予約タイマーをセット。
お湯をたっぷり沸かしてから
キャベツを4枚剥がして芯を薄く削ぐ。
お湯が沸くのを待ちながら
玉ねぎ、セロリ、人参を
みじん切りにしておく。
あ、
じゃがいもも入れておこう。
お湯が沸いたので、
キャベツを湯がいてざるに上げておく。
みじん切りの玉ねぎとひき肉と卵を
ボウルに入れ、
塩、胡椒、コンソメで味付けして
よーくこねたら、
粘りが出てきたタネを4等分にしておく。
次はさっきの野菜たちを炒める。
しんなりしてきたところで
トマト缶とお水を少し入れて煮立たせる。
その間、
タネをキャベツでくるくる包み、
最後はベーコンを巻きつける。
余ったベーコンはみじん切りにして
さっきのスープに投入。
くつくついい匂いのするお鍋に
キャベツを巻いたタネを入れて、
また煮込んでいく。
途中ローリエを入れ、
塩、胡椒、コンソメ、ウスターソース、
ケチャップで味を調えたら
ロールキャベツの完成!
おみくんがだいすきなロールキャベツ。
今日は寒いし、
きっと野菜も摂れてないよね。
だからロールキャベツ。
ついでに人参のサラダを作って冷蔵庫に
きっと数時間後には帰ってくるよね。
今日は寒いし、
冷蔵庫には入れなくてヘーキだよね。
煮込んでる途中で起きたちびおみは
Eテレを観ながら待ってくれていた。
ちゃちゃっと洗い物を済ませて、
帰る支度を整える。
ある事に気がつく。
ご飯あること分からなきゃ
食べて帰って来ちゃうよね…
さすがにこれは連絡してあげるべき…
だよね?
少し悩んでメッセージを送ることにした
夕飯を作っておきました。
コンロのお鍋と
冷蔵庫にサラダがあります。
よかったらどうぞ。
冷凍庫に冷凍食品を足しておきました。
これだけ打って送っておいた。
送信したら
なぜか直ぐ帰りたくなったので、
ちびおみを抱き上げて車に向かう。
家に着くと、
母も祖母もすでに居てくれて
『やえちゃんちびちゃん
おかえりなさい!
今日は本当に寒かったわね!
早くお風呂済ませて来なさい!』
そう言ってお風呂に促してくれた。
果たしてあたしのしていることは
おみくんにとってどう映るんだろう。
おみくんはどう受け止めるのかな。
小さなジョウロで
ひたすら排水溝に
お湯を流し続けるちびおみを
眺めながらぼーっと考えていた。
もっと嫌われたらやだな。
強くそう思った。
食事を終えて
寝かしつけを済ませて
リビングに戻ると、
母が1人でテレビを眺めていた。
食事の時に、
父は飲み会のため不在を告げられていた。
『ちびちゃんほんとねんね早いわね!
新生児の頃とは大違いね!』
ほんとだよねー
あの頃夜中あたしと母さんで
代わりばんこにずーっと抱っこしてたね!
まだ首もすわってなくてさあ…
『そーだったわねー!
やえちゃん腱鞘炎辛そうだったよね。
あの時ほんと代わってあげたかった…』
あはは
けど一瞬で治ったから良かったよ!
ちびおみが
産まれたばかりの頃の写真が
見たくなってケータイを持ってくる。
おみくんから
メッセージが届いていた。
ドキドキしながら開封すると
『ごちそうさまでした。
久しぶりのご飯おいしかったです。』
と記載されていた。
よかった…。
ちゃんと食べてくれたんだね…。
思わず頬が緩んだ。
何事もなかったように母の元にもどり、
ちびおみの写真やムービーを観て
きゃーきゃー盛り上がった
『やえちゃん。
一度おみくんとお話してきたら?』
ちょっとびっくりした。
ん?なんで?
『おみくんから何か
連絡あったんでしょう?
やえちゃんの顔、
ケータイ取りにいく前と後と
全然違うもんw』
母は本当に鋭い。
あたしは母に
今日のことを話した。
やっぱりおみくんが心配で、
ほんとは帰りたくなってる。
けど、
変に意地になってるところもある。
それにまだ、
ちゃんとあたしの中で答えは出てない。
そう伝えると
『あはははは!
もー!あなたたち一緒に住んで何年よ?
まだ5年も経ってないじゃないの。
あたしだってまだ、
たかしさんと一緒になって
正解だったのか、
これから先も一緒にいるのか、
答えなんて出てないわよ。
そんなものなのよ。夫婦なんてのは。
別に答えを探すために
結婚したんじゃないでしょ?
ただ、おみくんと一緒にいたい、
おみくんを心から愛してる、
そう思って結婚したはずよ?
あたしだってそうだったもの。
この先どうなるかなんて
誰にも分からない。
けど
今一緒にいたいから夫婦でいる。
それで充分なんじゃないかしら。
やえちゃんがそうやって
おみくんのことが心配なら
もうそれが全てだと母さんは思うよ。
おみくんが心配で支えてあげたい。
なら、
そうしてあげるのが
やえちゃんのするべきこと。
けど、
ちゃんと帰ったらおみくんに
『ただいま』を言わなきゃダメよ。
やえちゃんが今帰るところは
実家じゃなくて、
おみくんと住んでるあのお家なんだから』
母は本当に暖かくて強い。
あたしもいつか
こんな女性になれるだろうか。
母さんっ…ううっ…
ごめんね…ごめんなさいっ…
いつまでも…こんな娘で…
『何言ってんのよ!
あたしの大事な娘なんだから、
こんな娘なんて言わないでちょうだい!
さっきはああ言ったけど、
これから先何かあったら
また帰って来なさい。
居場所は残しておくからね。
だから安心して帰っていいのよ。』
涙なんだか鼻水なんだか
よく分からない液体で
顔がグズグズになっていた。
そんなあたしを
母は強く抱きしめてくれた。
あったかいな。
本当にあったかい。
母さん。だいすき。
決めた。
あたしはちびおみと一緒に
おみくんのところに帰ります。