ほら 今日も 優しい記憶が消えてゆく

ほら 今日も 優しい心が消えてゆく

何を呪い 何を壊せば

ここには何も無いと気付けるだろう

 

悪意と善意を天秤に 掛けるあなたの横顔に

虚ろな夢の影を見た

 

名も無い風は言葉になって

吹き抜ける 世界の果てまで

ふたつとひとつ

 

ほら 今日も 世界に憎悪が満ちてゆく

ほら 今日も 世界に怒りが満ちてゆく

何を願い 何を祈れば

ここには何も無いと気付けるだろう

 

失意と希望を天秤に 掛けるあなたの眼差しに

乾いた夢の痕を見た

 

名も無い風は光になって

照らし出す 心の壁まで

あなたとわたし

 

こんな声 どこにも届かなければいいのにな

ここで世界が終わればいいのにな

何も聞こえなければいいのにな

願いはいつも・・・

 

ほら 今日もまた

絶望が 諦めが 消えてゆく 枯れてゆく

あなたにだけは届くなら

輝きが 彩りが 満ちてゆく 溢れゆく

いつか消えるこの道に 形の無い明日を繰り返す